業務提携契約専門の行政書士 遠藤祐二さんの記事【遠藤の新入社員時代03】
おはようございます。
春が本当に楽しみな
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
昨日に引き続き、遠藤が新入社員時代に
経験した、ヤ〇ザからの電話料金回収に
係わるいよいよ最終話です。
あなたがその1/その2を見落として
いればこちらをどうぞ!
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http://wp.me/p7E3n7-Eg
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本日2回目の通停完了。
時刻は16時10分。
今度はどんなにUが電話でわめこうが絶対に
支払うまではつなげる訳にはいきません。
時計を見る。
16時20分
↓ ↓
16時30分
↓ ↓
16時50分
↓ ↓
とうとう17時を回ったがなんの音沙汰もなし。
「おかしい。。そんな筈はない。。」と
皆が思ったその時!
「プルルル、プルルル!」
と外線ではなく窓口からの内線呼び出し
がありました。
「あっ遠藤さんですか~?Uさんて方が
来てますよ~」と窓口担当者の声。
「あっあっあっあの~何か言ってます~?
というか窓口で暴れてません?」
「いえ~別に。遠藤さんと話がしたいって。。。」
(遠藤は退職しました。。とでも言っておいて
欲しい。(^^;))
「わかりました。今降りて行きますから応接に
お通ししてください。」
T係長が一緒に行ってくれると言うので、
1Fの受付に降りて行きました。
Uとは今までに何度も電話で話した(戦った?)
ことはあるが実際お目にかかるのは初めてでした。
応接に入ると。。いた。。Uです
歩き回りながら携帯で誰かと話してます。
デっでかい!!!優に182、3cmはあるでしょうか。
プロレスラーみたいな体格。携帯を持っている手を
見ると。。
(小指の先がないじゃ~ん)
ホンマもんです。携帯を切りどかっとイスに
腰を下ろしておもむろに話し始めます。
「君が遠藤君か~?若いんだね~」
(君??だね~??午前中の凶暴なあなたは
どこへ行かれてしまったの~?(^^;))
そう。これもヤ〇ザの常套手段。
相手がびびってるのを見越してわざと
やさしい口調で話しかけるのです。
相手がホットしてなにか失態をやらかすのを
じっと伺っているのです。
遠藤:「お忙しい中、ご来店ありがとうございます。
それで、今月分をお支払いいただけるんでしょうか?」
U:「まあまあ、そうあせりなさんなって。。まずは
通話をつなげてよ~話はそれからだ。」
遠藤:「お支払いいただけない限りは通話をおつなぎ
することはできません。」
「今朝方もU様が今日の15時までにお支払い
いただけるというお話でしたので、その言葉を
信頼して一旦はおつなぎ致しました。」
「他のきちんとお支払いいただいている大勢の
お客様の手前、お支払いただけない方には私ども
のサービスを提供する訳には行きません!」
U:「。。。。」
遠藤:「U様も毎回毎回窓口までお支払いに見えられるのも
大変でしょうから。ここは一つ口座自動引落を申し込ま
れてはいかがですか?」
「現にご自宅の電話はそうなさっているではないですか?」
(あれ??ひょっとして今、ちょっと関係ないこといっちゃった??)
U:俺の家のことは関係ねぇだろうがぁぁぁぁああああああ!!
大体なんだ!!二言目には停める停めるいいやがってぇ!この若造がぁぁあああ!!
とおもむろに机の上の灰皿を投げつけてきた!間一髪よける!
U:よけてんじゃねぇええええええ!!!
「ガタン!!」とイスから立ち上がり右ストレートが飛んできた
これは完全にはよけ切れず頭頂部を拳がかすめる!!!!
胸倉をつかまれ今度は左拳を振りかぶっているぅぅぅぅ!
(もうダメだ~(^^;)(^^;)お父さん、お母さん、先立つ不幸
をお許しください~~)
とその時。。
暴力はやめてください!!!
と敢然と身を挺して僕をかばってくれたのはT係長でした。
邪魔すんじゃねぇえええ!!と
Uはなおも遠藤に殴りかかろうとするが今度もT係長ががっちりガード!
ちなみにT係長はプロゴルファーの中島常幸似の非常に
温厚な人です。
体格だってUに比べれば全然貧弱です。
その勇気とプロ根性に遠藤は思わず目頭が
熱くなってしまいました。
気勢をそがれ、Uはしばらく肩で大きく
息をしてましたが。。。。
「オゥ!!これで足りるか?」
と一万円札をバサっと机の上に投げ出しました。
すばやく数える。21枚ある。良かった~
遠藤:「おっお支払ありがとうございます。すぐに通話は
おつなぎします!!」
と言ってすぐさま手配をし、おつりをUに渡す。
「次回は停めんじゃねぇぞ~」と捨て台詞を残して
彼は帰って行きました。
遠藤:「あなたこそ僕の息の根を止めないでね。。(心の声)」
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いかがでしたでしょうか?
遠藤がこの話を3回にも渡ってお送りしたのは
あなたに、
「若い頃に苦労したのねーヨシヨシ・・」と
褒めてもらうためにしたのではありません。
今回のヤ〇ザとのやり取りは正に業務提携契約交渉と
同じ状況なのでこんな若き日の恥ずかしい話を
シェアさせていただきました。
契約交渉においては多かれ少なかれ、片方が発言力が
強くそして横暴な態度を取る場合がほとんどです。
そして恐らくこのブログを読んでいるあなたは
立場が弱いケースが多いのではないでしょうか?
そんな時において、
・心が折れないためにはどうすれば良いのか?
・ミスをして足元をすくわれないためには?
・交渉におけるコミュニケーションのコツは?
・相手方とケンカせずにWin-Winに終わるためには?
等々
たくさんのヒントがあったのではないでしょうか?
ちなみに、今回のケースでは万が一に備えて
加賀町警察の警官2名にも待機してもらって
ましたが、彼らが出動することはなく本当に
成功したと思っています。
遠藤がお客様に提供している契約交渉のサポートの
中で、この新入社員時代に会得したノウハウが使われて
いるものは少なくありません。
ぜひ、今回3回に渡ってお届けした内容を読み返して
あなたがご自身のヒントを掴んで頂ければ
とても嬉しいです
今日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
遠藤祐二
〒135-0016
東京都江東区東陽2-4-39
新東陽ビル4階 42号室
TEL:03-5633-9668
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