インタビュー企画第7回 株式会社マーケティングハイ 代表 平林 周さん 後編

インタビュー企画第7回
株式会社マーケティングハイ 代表取締役 (コンサルタントプロデューサー)
平林 周さん インタビュー 後編を掲載させて頂きます。

前編はコチラから
中編はコチラから

hirabayashi02

平林 周 Shu Hirabayashi / 株式会社マーケティングハイ 代表取締役 (コンサルタントプロデューサー)


2013年11月に株式会社Marketing Highを設立。
理念に『小さな企業にハイポジション』を掲げ、現在はスタッフ1名とともに奮闘中。
コンサルタントの顧客獲得支援を通じて『10年で100億円の問題解決』をミッションとする。


http://marketinghigh.co.jp

☆平林 周さんへのインタビュー 後編

まだ会社を設立されて1年2ヶ月しか経っておられないのですね。
この1年はどんな日々でしたか?

 

僕が立ち上げた株式会社Marketinghigh(マーケティングハイ)はコンサルタント専門のマーケティング会社です。
最初はwebマーケティングやセースルに力を入れたコンサルをやろうとしていました。
しかしこの約1年で僕のコンサルティングにも成長と変化がありました。
今は自分の、自分らしいコンサルの方法を実践することができています。

 

平林さんらしいコンサルティングについてぜひ教えてください。

 

それは単価100万円のコンサルティングを実現させることです。
その方法として『世界観セールス』というメソッドを体系化しました。
なにそれ?って思いますよね。”世界観セールス”ってなに?と。
順番にお話していきますね。
そもそも、
僕のコンサルティングで大切にしていることは2つあります。

僕自身がコンサルタントとして『完璧主義であること』。
それから
クライアントさんとお話して『違和感を探すこと』。

新しい販売戦略を打ち出すとか、そういうことでは全くないんですね。
こういうことをやりたい、こういうものを売りたい、
そういったクライアントさんのお話のなかに必ずある
違和感、つまり悩みの根本を見つけて、力強く、
まっすぐにしてあげるだけで、飛躍的に伸びるんです。
僕はマーケティングやセースルがある意味下手でも
これができていれば売れると思っています。
最初にお話したように、
僕も初めはマーケティングやセースルに力を入れたコンサルをやろうとしていました。
しかし、事業者という人間の根本的な悩みを一緒に解決できなければ、
売れるものも売れないのだとわかったんです。

僕のコンサルティングは単価100万円です。
ですから、時間がかかる方もいらっしゃいます。
この100万円を高いと思う方もいらっしゃると思いますが、
僕はそれだけお支払頂くからこそ、
躊躇なく切り込んだ濃密なコンサルティングができることを知っています。
それは会社や事業や商品のコンサルでなく、
事業者本人の『世界観』のコンサルティングをするからです。

 

なるほど。
本気で学びたい人だけに響く、高額セミナーの考え方と通づるものがありますね。
「世界観」を作るコンサルティングについてぜひもうすこしお話頂けますか?

 

そうですね。
例えば集客に伸び悩むセミナーのコンサルは僕の得意な分野です。
セミナーの単価を上げることから初めて、web制作、セールスレター、広告など、
僕がプロデュースをするという形でコンサルティングに入ります。
クライアントさんは大体において、如何にこのセミナーが素晴らしいか、
講師の先生が凄いか、ということを訴えようとしてします。
でも僕はそんなことはしなくていいと考えています。

このセミナーが素晴らしいもので、お客様に是非受けてもらいたいと、
”何故思うのか”
”その想いの根源はなにか”
それをクライアントさん自身が明確にし、伝えることが大切だからです。
あなた(クライアントさん)は何故、その仕事をしているのか、なぜその商品を売っているのか。
それが物語、つまり『世界観』なのだから。
その世界観を明確にすることで、
最強かつ、真実のセールスメッセージが浮き上がってくるのです。
これはぜひ弊社のコンサルティングを受けて、体験して頂きたいですね。

このように世界観を作れば
メッセージに血が入り、熱が入ります。
するとやはり人間には伝わるんですね。
このやり方でセールスをかけると本当に売れましたし、
最初に単価をあげておいた事で、成約数が絞られても会社を回す事ができます。
セールスをかける分母を増やすようなマーケティングはそれからで充分なんです。

 

世界観とは、その人の人生の使命の様なものであり、本当の共感を呼ぶ物語の様にも感じます。

 

これが”世界観”を大切にするという、僕のコンサルティングなんです。
自分が本当にやりたい事をビジネスとして設計できているか?
それを僕はコンサルしているんです。

繰り返しになりますが、
あなたは何故、その仕事をしているのか、なぜその商品を売っているのか。
その物語、つまり自分自身の世界観がしっかりしていれば、
セールスをかけたときにちゃんと成果がでるんです。

 

平林さんのことがカウンセラーさんに見えてきました。
それからコーチングの概念もありますよね。

 

僕のコンサルティングにはカウンセリングとコーチングが混ざっています。
ただしカウンセリングはその人の心の奥にしまってあるもの・・・
つまり、トラウマを見つけてあげるだけで、触れる事はしませんよね。
しかし僕はコンサルタントなので、それを引っ張り出して解くお手伝いをします。
コンサルタントの方って、頭のいい方も多いですから問題点を見つけると
「はいはいわかります、ここを直しましょう!」と、
いきなり斬りつけてしまうこともあると思うんです。
でも人間は頭で納得できても心で納得できないことがある。だから僕は
「本質的な問題はなんだと思いますか?」と、本人に考えて頂きます。
そして、道標(みちしるべ)を目の前の置いてあげるんです。

 

コンサルティングを受ける中で自分で自覚することが大切と言うことでしょうか?

 

はい。問題を自覚できれば、つまり問題が顕在化されれば、それを解決することは簡単だったりします。
人材や技術やお金で解決できることが殆どですから。
それを認識することが大変なんですよね。

こういうお話が続くと、宗教っぽいと言われることがあるんですが、
僕は特別な宗教観とかは持っていないですよ。

 

私は、平林さんはすでに悟りをひらかれている御坊さんようにすら感じます。

 

悟り、ひらいてますかね(笑
ただ、ヨガの本を読んだ時も、神道のお坊さんとお話したときも、
悟りを開いた方の物語にはすごく共感しました。
僕が今していることは悟りを開いた方の教えに非常に近いのだと思います。
例えばヨガの世界では内的観察をしなさいという教えがあるのですが、
僕もよくクライアントさんに
自分の心の揺れを感じて下さいと言っていました。

いつかそういうお話を僕なりに本にまとめられたら良いと思っています。

 

出版楽しみにしています。
それからやりたいことについてお聞かせ願えますか?

 

これからやりたいことについてですが、今やっと僕がマルチプレーヤーとして動く会社から、
ちゃんと人に仕事を振って、チームで制作が出来るようになってきたところなんです。
web制作やライティング、僕自身のマーケティングなどから僕はできるだけ離れて、
コンサルティング業務に集中したいと思っています。

 

起業家を目指す若い方達にメッセージがあれば御願い致します。

 

僕は仕事をしたり発信したりするのに年齢は関係ないと思っています。
そしてロジカルなことだけでなく、目に見えない『あなたが感じている事』を大切にしてほしい。
学校教育のなかでは説明されていないことに敏感になってほしいと思います。

 

平林さん、本当にありがとうございました!今後の活躍を期待しております。

 

2015-01-24 | Posted in blog, intaviwNo Comments »