インタビュー企画第11回株式会社Astiti Resort 代表 関根学剛さん

インタビュー企画第11回株式会社Astiti Resort 代表 関根学剛さん

< 関根学剛さんプロフィール>
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2014年4月、リゾートタイムシェア販会社である
株式会社Astiti Resort アスティティリゾート 設立。
インドネシア法人 CV . Astiti Resort 設立。
インドネシア バリ島でリゾート自社開発を行っている。

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http://astitiresort.com

 

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関根さん今日はよろしくお願い致します。
まずは子供の頃や、学生時代の思い出などから聞かせて頂けますか?

僕は埼玉県の越谷で産まれ、10歳(小4)まで過ごしましたが親の離婚で、
川口市(東川口)に移住しました。
そこで母親が再婚し、高校生まで川口に住んでいました。
小学校から少年野球に打ち込んでいたお陰でグレる事もなかったかと(笑
中学時代も部活に精を出し、チームで力を合わせた結果、
全国大会に出場する事も出来ました。
その甲斐あってか、高校も野球推薦で進むことができ、
甲子園出場を目指して仲間と部活に明け暮れていましたね。
男子校でしたので、まさに野球に捧げる青春でした

活発な野球少年でいらしたんですね。

そうですね。大学も野球の推薦で他大学に進学しました。
大学に進学してからも野球を続けていたのですが、
20歳の時に親が2度目の離婚することになり、学費と生活費が賄えなくなってしまったんです。
頑張って日中、夜間とアルバイトもしていたのですが、
そのせいで部活に出られない日々が続きました。
3年生に進級するとき、区切りを付ける為に、大学を辞めました。
2度目の離婚後、離れて暮らす事になりまして、僕自身は住む所も無くなってしまいました。

まだ19、20歳のころですよね。辛い事がつづき、野球からもチームメイトからも離れざるをえなく、
悔しい気持ちもあったことと思います。

悔しいという気持ちもありましたが、仕方がないという思いも強かったです。
それよりも明日も生きて行く為に今日頑張るしかないという感じでした。
そんなときに助けてくれたのが小中学校時代の幼なじみの友人でした。
友人は実家暮らしでしたが、独立したお兄さんの部屋を使わせてくれて、
転がり込ませてもらったんです。
ホテルの配膳の仕事をしながら2年間お金を貯めて、
なんとか友人の家からアパートへも引っ越すことができました。
2年間お世話になって、それだけでもありがたいのに、
その友人のお父さんの会社に22歳の時に正社員として就職させて貰ったんです。

ご友人とそのご家族に助けられて、お仕事を始められたのですね。
初めての就職先ではどんなお仕事をなさっていたのですか?

金属関係の町工場で、主にスクラップの仕分けをしていました。
朝早くからスクラップを取りに行って、ICチップなどを取り出す仕事なのですが、
日本はリサイクル産業が活発ですから仕事は忙しかったですね。
しかしその仕事をやりながら、夜はこっそり飲食店でアルバイトをしていました。
その当時は、お金を「創る」、「貯める」には労働しかないと思っていましたから。
ダブルワークを5年間やって、27歳まで働かせて頂きました。

意外ですが、町工場で働いていたことがキッカケで、一つの転機がありました。
仕事で金属を扱っていた関係から、現物での金の取引をはじめたんです。
当時はリーマンショックがあった時代で、仕事仲間のベテランのおじさんから
「金は絶対に無くならないから」と進められたのきっかけでした。
そうして、ダブルワークで貯金したお金は貴金属店で「金」に変えました。
その時は増えたらいいなぁくらいだったんですけれど、
その後に金の値段がグッと上がり、持っているだけでどんどん価値が上がって行く事を体験できました。
初めて『金融ってすごく面白いな』と、目覚めたんです。
それまでは自分の仕事とバイトを必死にやっていましたが、
これを機にビジネスやお金のことをもっと学ぼうと決めました。

確かに金を扱う町工場の方の言葉は、金融マンが言うよりもよっぽど説得力がありますね。
その後、実際にどうやって金融やビジネスについて学んでいったのでしょうか?

もっと勉強したいと思っていたとき、独立して金融の仕事をしている知人と、
草野球を通じて偶然再会するという出来事がありました。
ずっと大好きだった野球が繋げてくれた御縁ですからどこか運命的なものを感じて、
『働きながら金融の勉強させて貰えないか』とお願いしたんです。
その方は銀座で株取引などの学校を開いている方で、自分の熱意を伝えると、なんとか良い返事を頂く事ができました。
当時はまだ町工場で働いていましたが、就職させてくれた友人や友人の家族に感謝をするとともに、段々と独立心も芽生えていた時でした。
転職したいとはとても言いづらかったですが、どうしても金融の勉強がしたくて、
辞めさせてもらいました。

学びたいという意欲が転職を決意させたのですね。
本当に自分がやりたい事に少しづつ近づいていっている感じがします。

そうですね。27歳という年齢的にも、自分のやりたいことは何なのか、
自分とは何者なのかを考えていた時でした。

就職先の銀座の学校での講義に、
自分も参加して基本的な株のチャートの読み方などを勉強しました。
そこでは沢山の学びと同時に、志の高い人との出会いも多くあり、3年ほど働いたときには海外での不動産会社立ち上げをサポートする機会もありました。
震災後だったこともあり、マレーシアなど海外の不動産への需要を感じる事ができました。

そんな折に、名古屋でエステを経営されている知人がバリ島でもお店を出す事になり、
現地に行くと言うので、僕もついて行ったんです。
ダイビングが好きだったので、旅行気分でした。
31歳初めてのバリ島。今思えばこれがまた大きな転機でした。

バリ島でビジネスをするにあたって、現地でのビジネスパートナーは不可欠です。
僕はこのとき、エステ経営者の方に紹介して頂き、
今のビジネスパートナーに出会いました。
最初は土地が余っているからどうにか有効活用したいんだけど、
と気軽な感じで相談されたんです。
海外の不動産売買については、不動産会社立ち上げを経験して勉強してきてましたから、
僕自身はその言葉にすごく興味がわきました。
このことをキッカケに彼から、
バリ島内の売買の需要がある土地を見せて貰うことになったんです。

こうしてお話を伺っていると、関根さんは人と出会い、引き寄せ、
ビジネスを繋げるチカラがすごい方なのだと感じます。

確かにこの現地のビジネスパートナーと出会わなければ、
今の僕のビジネスはできなかったですね。
そしてバリ島に連れて来てくれた名古屋の起業家の方に出会わなければ・・・
そう考えると本当に人との出会いと人間関係が僕の世界を広げ、
より成長させてくれているんだと実感します。

素晴らしい出会いがあり、バリ島でのグローバルなビジネスがスタートするんですね。

ビジネスパートナーと一緒にバリ島を何度も視察するなかで、
バリ北部随一のビーチリゾート、ロビナの環境や値段を知ってからは、
『ここに高級プライベートヴィラを立ててタイムシェアシステムのリゾートを作ろう』
と明確なモデルもでき、ビジネスチャンスだと確信しました。
最初に計画していたときは日本人の起業家仲間もいたんですが、
それぞれすでに事業をお持ちの先輩方だったのでそこまで時間の余裕もなく・・・
ならば自分1人でもやりたい!という思いで、ついに
Astiti Resort(アスティティリゾート)立ち上げを決めたのです。

タイムシェアシステムとは、どんなものなんでしょうか?

そもそもタイムシェアシステムとは年を利用可能区分に分け、
高級プライベートヴィラの部屋の使用権を、
手頃な価格にて購入いただけるシステムのことです。
権利を購入して頂く事で毎年、
バリ島での高級プライベート ヴィラで暮らすような贅沢な旅をお楽しみいただけます。
また、弊社は大手タイムシェア交換会社に加盟を予定しています。
加盟後は世界各国のタイムシェアリゾートにも宿泊可能になります。例えばハワイなど…。
ご購入いただいたオーナー様は、建物の権利証(使用権)が発行され、
ご自身の利用可能物件(区分使用)として財産となります。
この使用権はお子様からお孫様へと代々お譲りいただけるのも特徴です。
大切なご友人を御招待することも可能なんですよ。

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プレゼントにもできて相続もできるとは知らなかったです。
世代を超えて引き継いでいける夢のようなリゾート施設とはなんとも素敵ですね。

私自身バリ島に惚れ込んでいますし、ヴィラの建築デザインなど、
高級リゾートとしての環境にも並々ならぬこだわりがあります。
また、近年着工予定のバリ島北部の新空港から、ヴィラのあるロビナまでは車で30分ほどと、
これから交通の便もさらに良くなる事がわかっています。

ロビナという土地に出会ったのが今から2年半前、会社を立ち上げて1年が経ちました。
最初は拙い事業計画書を持って投資をお願いする日々でしたが、
時間をかけて投資家の方から多くの出資を頂き、
土地の購入や会社の立ち上げを実現することができました。
開発を進めながらタイムシェアの権利購入の営業もはじめ、
御陰さまでプレビルドではありますが販売は順調で、
現在では110名を超えるオーナー様にご契約頂いております。
オープンはこれからなのですが、
ヴィラはもう建っている場所もあるのでお客様に視察に来て頂いたりもしています。

最近ではテレビ出演もされたのですよね。

はい。千葉テレビの番組で取り上げて頂きました。
お笑い芸人のナイツさんの司会で、楽しく我が社を紹介して頂く事ができました。
これからも多くの方にアスティティリゾートを、
そしてバリ島のタイムシェアリゾートの本当の価値を知って頂きたいです。

沢山の貴重なお話をありがとうございました。
最後になりますが、これからの展望をぜひお聞かせ下さい。

まずはヴィラをオープンさせて基盤をしっかり築きたいです。
世代を超えて引き継いでいける、価値ある財産って、
やっぱり形に残せる愛情そのものだと思うので。
そういう思いも伝えながら営業していきたいですね。

そしていつか日本から高齢者の方をお迎えできるような施設を作りたいと考えています。
バリ島の美しい環境で老後を過ごせる介護施設があったらと。
日本から介護の資格をお持ちの方やお医者さんをお呼びして、
現地で技術やノウハウを提供して頂けたら、そこで新たな雇用も生まれると思います。
タイムシェアリゾートを基盤に、バリでのビジネスを広げて行きたいと思っています。

あとはプライベートなことですが、
結婚して息子も生まれたので父親としてもがんばりたいですね。
息子と一緒に野球がしたいです。

関根さん、ありがとうございました。

タイムシェアリゾートの詳細、
説明会などの情報は下記サイトよりご覧下さい。

http://astitiresort.com

 

会社資料はこちらからダウンロードできます。

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2015-05-22 | Posted in blog, intaviwNo Comments »