業務提携契約専門の行政書士 遠藤遠藤祐二さんの記事【ニュージーランドの警官の思い出】

おはようございます。

業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。

遠藤がその昔、初めて海外旅行に行ったのは
ニュージーランドでした。

確か21歳の時だったと思います。

オークランドの飛行場でレンタカーを借り、
色々と市内を観光し、その後スーパーで
買い物をすることに。

慣れない車で駐車場に入れるのも面倒そうだし
そもそも駐車場の入り口もよくわからなかったので
前の道路の脇に停めて1時間ほど買い物して戻ってくると。。

20代後半ぐらいに見える男性の
お巡りさんが違反切符を切っていました^^;

もう気分は最悪です(泣)

言い訳も質問もできる英語力もなかったので
ただただ、

「I am Sorry.」

「Yes.」

を連発してうなだれているしか
ありませんでした。

するとその警官が突然、

「君はここに住んでいる訳ではないだろう?
観光客か?」

と聞いてきたので、

「はい、そうです。本当にすみません。。。」

とまた謝りました。

するとまだ警官が聞いてきます。

「ニュージーランドは初めてかい?
いつ来たんだ?」

と聞いてくるので、

「はい、初めてです。
4時間ほど前にオークランドに着きました。」

するとその警官はしばらく遠藤のことを
じっと見ていましたが突然、

「ビリビリビリッ!!!!」

と違反切符を目の前で破り捨てて
しまいました。

そしてニコッと笑って行ってしまおうとするので
思わず呼び止めると。。。。

「この国に来たばかりでまだルールもよくわかっていない
君にペナルティを課すのはフェアではないと思う。」

とだけ行ってスタスタと行ってしまいました。

これ、後でわかったことですが、
ニュージーランドの人達はこのような価値観の人が
多いそうですね。

法律よりも、

=================
フェアであるか否か?の自分の判断
=================

を優先させる国民性があるのだとか。

遠藤がいっぺんでニュージーランドを
好きになってしまったのは言うまでも
ありません。

このように、

========
自分の判断基準
========

をきちんともっていてそれを明確に示せる人は
業務提携の契約交渉でもうまく行くことが
多いです。

うまく行くという意味は、

その判断基準に賛同する相手であれば
良い業務提携が成立するし、
賛同できないの相手であれば、
「こりゃだめだ。。」と早いうちに
交渉が打ち切りになるからです。

それを自分の判断基準を持っていない
または明確に示せない経営者はしばしば、

「いや、弊社の顧問弁護士がこのように
言ってまして。。。」

などと言ってしまいますがこれでは一辺に
相手の信頼を失ってしまいます。

「お前はどう思うんだお前は???え?」

と思われてしまうこと請け合いです(笑)

中には最近は日本においても、
まだ何もトラブルにもなっていないうちから
契約交渉に弁護士を同席させる経営者も出てきましたが
多くの場合逆効果のようです。

全ては、

===========
経営者自身の判断基準
===========

が交渉相手にわかりにくくなってしまうからです。

よって 貴方も業務提携の契約交渉に
臨むときにはぜひ、ご自身の判断基準を明確に
相手に伝えるように頑張ってみてくださいね。

遠藤祐二

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2017-05-18 | Posted in blogNo Comments »