2016-02
ワインライフ代表ミホヒラノさんの【ワインライフスクール プレ講座3月5日(土)開催】のお知らせ
ワインライフスクール プレ講座 3月5日(土)開催
●場 所:クラブエスタ(表参道駅徒歩5分)東京都港区南青山5-12-27
●定 員:6名
●参加費:1,000円(ボルドーワイン一杯付き)
※参加費のお支払いは当日になります。
お申し込みは下記からお願いします。
39auto.biz/winelife/touroku/pre.htm
その他のセミナー情報はこちら
http://www.winelife.biz/seminar.html
マンションコミュニティ研究会代表 廣田信子さんの記事【一括受電切り替えで住民を追い詰めないで】
■ 一括受電切り替えで住民を追い詰めないで
こんにちは!廣田信子です。
電力の完全自由化を前に、
今週の「東洋経済」に私のコメントが掲載されたことから
マンションの一括受電に関するトラブル相談が
まだまだ来ます。
「東洋経済」の記事を読んで、
私の名前を頼りに連絡先を探してメールを送ってくる方は
そうとう追い詰められている様子です。
ということは、
それ以外にも困っている人はかなりいるんだろうと
改めて感じています。
で、もう一度、この問題について
書いておこうと思いました。
これまで、相談や質問が続いたテーマは、
きっと多くの人が知りたいことなのではないかということで、
できるだけ、情報を整理して、自分なりの考え方を
ブログに書くようにしています。
電力の自由化については、
過去に5本記事を書いています。
最近、質問のメールをくださる方は、
私の過去の関連ブログを読んでいない方がほとんどなので、
改めて、ここでまとめておくことにしました。
まず、「東洋経済」の記事は、
今年1月18日の「電力の完全自由化を前にして」というブログが
もとになっています。
→「電力の完全自由化を前にして」
http://ameblo.jp/nobuko-
完全自由化になったら各住戸の契約がバラバラになり、
一括受電の実施が難しくなるから、
今のうちに何とか話をまとめたいという業者から、
判を押さないで裁判になったらあなたが負けますよと
迫られて困っているという相談を受けたものです。
この記事を読んだ「東洋経済」
聞かれたのは、
「
で、私は、
「同じような相談が複数あったので、
困っている人が少なからずいるのではないかと思い
参考なればと書きましたが、
トラブルがどのくらいあるのかは把握していません」
と答えたのですが、
私がものすごくたくさんトラブルが発生している
言っているような内容の記事になっています。
で、問題なのは、ブログに書いた一番大事な部分、
承認の判を押さなかったからと言って、そのことだけで、
あなたが訴えられ責任を取らされるようなことにはないですよ
というところを記事に書いてくれていないのです。
いつものことですが、雑誌の記事は、
本当に困っている人には不完全な情報で、
不安を煽るだけになってしまっています。
で、私のところに、
「専有部分の電気ぐらい自分が好きなところから買いたいと
思うことは許されないのですか。」
「自由化の方向を見定めてから判断したいと思うことは
そんなに罪なのですか。」
「裁判に訴えられてしまうのというのは本当ですか。」
「判を押せと毎晩のように家に押しかけられて
おかしくなりそうです。」
といった話が来るのです。
こういったことに対する回答は、
だいたいブログに書いていますので、
必要な方は、ぜひ読んで下さい。
まず、昨年の8月13日、
電力自由化についてセミナー等で質問を受けるようになったので、
小売り電力の自由化と
専有部分の電気も含めて管理組合が一括受電を進めることの
関係について書きました。
→「マンションの一括受電と電力の完全自由」
http://ameblo.jp/nobuko-
これに関連して、
数年前、一括受電の話が持ち上がった時に、
「私は、自由化したら、
電気を買うつもりなので、承認できまません。」
といって、管理組合で戦犯扱いされた方の話を書きました。
→「一括受電の反対者の理屈にも意味があった??」
http://ameblo.jp/nobuko-
また、読者の中には、新電力会社を入れずに、
管理組合で設備投資して、一括受電にすればもっと経費節減できる
という方もいました。
で、その場合は検針も集金も管理組合が行うことになり、
電気料金の滞納問題はどうするのかという問題提起をしました。
→「管理組合による一括受電と滞納問題」
http://ameblo.jp/nobuko-
電気をどこから買うかは自分で選択したいというのはわがままなの
について私の考え方を書きました。
→「個人のことは個人で選択したい」はわがまま?」
http://ameblo.jp/nobuko-
で、先日2月9日に、
電力の自由化は本当によいことばかりなのだろうかという質問を受
先行した諸外国の状況について調べて書きました。
→「電力自由化はプラスに働くのかー諸外国の事情は?」
http://ameblo.jp/nobuko-
電力の自由化が、
必ずしも電気料金の削減にはつながらないかもしれません。
共用部分の電気料金の削減には、
一括受電の方が上回ると言われます。
それでも、これだけ電力自由化に伴うサービスの
宣伝合戦がされている中で、
今後10~15年は、
専有部分に関しても電力会社を固定します。
管理費からの支出の削減になるのだから…協力して。
といって、ことを運ぶのは相当難しいと思います。
ましてや、居住者に精神的な苦痛を与えるやり方は、
たとえ、理事が直接関わらずに
新電力の営業の人がやっていたとしても、
ものすごく大きな禍根を
管理組合に残すことになると思います。
株式会社オフィス オウさんの記事【正の中国情報:2016/02/16 中国人の旅の傾向を、探る!】
【正の中国情報:2016/02/16】 <366号> ● 中国人の旅の傾向を、探る!
でも2016年、タイに訪れた中国人観光客は、「800万人」でした。 が訪日中国人は、「500万人」でし た!
タイに訪れた外国人は「3000万人」と、訪日外国人より数段も多いのですよ! そこで、中国人マナーについて空港の大型ビジョンには、中国語とイラストで「人のいるところでは、タバコ をすうな」&「立ち小便するな」&「割り込みするな」との、映像が流されているのです。 勿論、日本語や英語では、流されていません。 大阪の南界隈では、中国語とイラストで「人のいるところでは、タバコをすうな」&「立ち小便するな」&「割 り込みするな」と、表記する事も必要と私自身が直面した場面で大いに感じましたね! 数年も経てば、団体旅行から個人旅行者が増えて、これらのマナーも改善されて行くことでしょう! されど、訴え無ければ遅々として進まないかもね?
● 日本での爆買客となる中国人は、「春節」でも無く「国慶節」でも無く、夏休みを狙え!
7~8月に狙いを定めたプロモーションを、今から進めましょうね! メディアで煽られて、勘違いしている企業も個人も多く存在しているのでは、ないでしょうか? 何事も、分母が多い事が最重要と考えれば、簡単に結論が出るでしょう!
● 分母が途轍もないほど多い中国は、外せない市場でしょう!
インバウンドで買いに来させるのも良いのですが、買いたいと心動かせる為の情報発信や「素晴らしい日 本」の数々を、紹介に中国に乗り込みましょう! 活況の内陸部の省は、1省で日本1国に匹敵する経済力を誇っており、10%超える成長を続けているエリアも現実に存在しているのです。
私自身、“W・J・I 47”と銘打った「素晴らしい日本の紹介・47都道府県」の紹介催事企画を、中国の大 型ショッピングセンターで開催すべく提案を推し進めております。 御協力者(出展社)を多く求めておりますので、お声掛けを宜しくお願い申し上げます。 当初のターゲットは、中国・湖北省の武漢イオンモールでと、イオンモール(株)本社と調整中でございま す。 協賛「東京和僑会」・「日本武漢経済文化交流協会」&「地方自治体」の形で進めて参りたいと、企画進行中でございます。
インタビュー企画第13回石井真美先生編 後編
インタビュー企画第13回石井真美先生編 後編
<石井真美先生プロフィール >
経歴:千葉県生まれ。
北米認定自然医師、音楽療法士、針治療師(伝統&美容)、
催眠療法士、および霊気マスター・指導者。 1998年渡米後、
フロリダ州マイアミ大学にて音楽療法と心理学の名誉学士号取得。
そして日本と北米においてセラピスト、
青少年向けの相談サービス「心の119番」カウンセラーや
Mt. Sinai病院にて精神医学研究助手などの経験を経て、
カナダ、トロントの認定自然医学校、Canadian College of Naturopathic Medicineを卒業。
Robert Schad Naturopathic Clinic、
Anishnawbe Health Centre、 Yores Healthなどでインターンとして研修。
2013年、文化精神医学の専門家であるDr.Ted Loと、
Integrative Mental Health Centre of Torontoを立ち上げ、
伝統医療、現代西洋医学と心理学における概念を融合しながら、
こころの健康に焦点を当て、身体と霊性および社会的つながりも大切にした
ホリスティック医療を目指す。
自己と自然と調和することによる自己治癒力の活性化、
ひとりひとりが生まれ持った美しさを味わい輝く自分らしい豊かな健康生活、
デリシャス・ライフを提案。
http://mydeliciousmoments.com/(オフィシャルウェブサイト)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美先生、後半もよろしくお願い致します。
自然医学校へ進まれてからは、どのような分野で活動なさったのですか?
28歳のとき、カナダ、トロントの認定自然医学校、
Canadian College of Naturopathic Medicineへ入学しました。
卒業後も心の健康への興味が一番あり、2013年、文化精神医学の専門家であるDr.Ted Loと、
Integrative Mental Health Centre of Torontoを立ち上げ、私はホリスティックなアプローチで患者さんと向き合いました。
どういった患者さんが多かったのでしょうか?
やはり鬱病や不安症の方、若い子も多かったですね。
日本では統合失調症とわれてしまうような症状の10~20代の子供も多く看ました。
今の子供って感じやすい子が多くて。不安を解消する為にマリファナなどに手を出してしまい、
幻聴幻覚に悩まされるケースも。
精神的な理由で病院に収容されてしまうと、カナダではあまり人間的な扱いをされない場合もあります。
そんな経験を10代の子がしたら、トラウマですよね。
そういうサイクルから出られない子供を、カウンセリングは勿論、
針やアロマ、ミュージックセラピー、催眠療法等を組み合わせながらサポートしていました。
時には近所の植物園で花木と触れ合ったり、お気に入りの木を選んでもらってハグをしたりも。
そうやって身近な環境から生きていることへの安心感や肯定感を培うことにつながっていたと思います。
やはり、親の心の状態を敏感に感じ取ってしまうのでしょうか?
そうなんです。
ですから子供の治療の場合は親、とくにお母さんを一緒に治療しなければいけないと気付くことができました。
親がちゃんと自分の心をケアすることや、子供との向き合い方など、治療と言うより、教育が必要なんだと。
同じ頃、トロントで行われた江本勝さんのワークショプの通訳をさせて頂く機会を頂きました。
(江本勝さんについてはこちら)
江本勝さんは水に美しい言葉や音楽を聞かせることで美しい結晶を生み出し、
それを写真に納めていました。「大好きだよ」「綺麗だね」と声をかけると、水の結晶はどんどん美しくなり、
逆に「ばかやろう」とか「嫌いだ」という言葉を聞かせると、結晶はどんどんボロボロになってしまったそうです。
人間はほとんど水でできている生き物ですから、同じことが私たちの身体にも起こっているのです。
愛とはなんなのか?という大きなテーマで沢山の親子に向けて一緒に活動したり講演会をしたとき、
母親の変化、それに答えるようにして子供が変化して、私自身も大きな手応えを感じました。
今でも、その時受け取った数々の感動体験のメールを忘れられません。
「ありがとう」という言葉が、メールに溢れていて。
江本勝さんは残念ながら一昨年お亡くなりになってしまったのですが、私にとって大きな、大切な出会いでした。
真美先生は江本さんの意思も、きっと継いでいらっしゃるんですね。
これから日本へ帰国されて、活動拠点を日本に移すとお伺いしました。
日本ではどんな活動をなさるのですか?とっても楽しみです。
実はトロントではもう一つ、鬱や不安症の治療の他に、
企業のリーダーへ向けたセラピーも行っていました。
彼らにとって健康であることは当然のことで、世界中を飛び回るような毎日を
よりオプティマルな(最適な)状態でいるためにセラピーを受けるのです。
そいういう方達は物理的なものだけでなくカルマや風水などの自然や宇宙の流れ、
法則などの考え方をとても大切にされています。
身体的な滞りを癒すのにボディワークもするのですが、
音の波動やアロマなどを組み合わせたヒプノセラピーがとても好評です。
施術のなかで自分に今必要なことが自然に顕在意識にあがってくるので、
答えは自分の口からポロリと出てきますので、自分自身の本心の確認作業でもあります。
(ヒプノセラピーについてはこちら)
それが会社の大切な方針だったり、見失いそうになっていた根幹だったりするんです。
社長の心が安定すれば、社内のもめ事が減り、それが業績などにわかりやすく反映します。
日本人はまだ、そういう心のケアの仕方を知らない人や
「そんなものに頼ってはいけない」と考える方が多いかもしれませんね。
そうですね。日本ではセラピーを「怪しい」みたいに思ってる人が多いですよね。
残念なことです。自分の使命に気付けた時、自分自身も会社も、大きく成長できると思います。
そしてもちろん家族や、周りの大切な人々との関係やそれを取り巻く環境も最適化されていくのです。
身体の健康診断のように、心の健康診断もこれからの日本に浸透していけばと思います。
「これからの日本」に真美先生がいらっしゃることが、とても心強く感じます。
先生の目標とする活動について教えて下さい。
私は自分のことを「いのちの美しさを輝かせるドクター」と言ってるんですが
それはつまり「ご自身のいのちの美しさをたっぷり味わっていただく」ことを通して、
「自分の使命に気付く(思い出す)こと」の為のサポーターともいえるかもしれません。
自分のコアと繋がって、癒し、愛すること。
自分が愛されてないと思ったり、辛かったり寂しかったりすると、
人にも本当の意味では優しく出来ないじゃないですか。やっぱり人間だから。
私も、ずっと誰かを癒したいと思っていたけど、本当は自分を癒したかったんです。
これからも音楽や美術、そして「食」もどんどん融合して、
「美しさを味わう」という活動を日本でもしていきたいです。
日本人の「美しい」はとても洗練されていて深いんですよ。
「わびさび」もそうですし、「朽ちるから美しい」という考え方もありますよね。
私は自分の命の美しさをそうやって愛でることができたら
本当の意味で輝けると信じています。それは自由で、わくわくすること。
私は皆さんが自分らしく楽しく輝く為のサポートを、これからもしていきたいと思っています。
既存の患者と医者という関係ではなく、
「気付くタイミングに来たひと」と「気付く御手伝いをするひと」として関わりたいです。
インタビューを読んで下さっている皆様に
お知らせ等がありましたらぜひお聞かせ下さい。
今年の春には日本に完全に帰国するので、
秋頃にサロンができたらいいなと思っています。
男性向けには、プチエグゼクティブというか、現在、または、これから
企業の社長やリーダーになっていく方のセラピーには力を入れたいです。
女性向けには、複数でお食事をしながら、それぞれの美しさを味わい分かち合いをする
ワークショップも沢山やりたいですね。
私はスピリチュアルなことも取り入れますが、バックグラウンドは医療ですので、
そこは上手く癒合していきたいと思います。
まだ具体的なことは決まっていないですが、良いお知らせができるよう、
自分自身が美しく輝きながら楽しみたいと思います。
その時にはぜひ、この記事を読んで下さった起業家の皆様やそのご家族、御友人が、
真美先生のセラピーを受けられるよう、しっかり告知したいと思います。
真美先生ありがとうございました。
(株)コスモス・プラン社長 石原彰太郎さんのコラム【現在のマレーシア不動産市場は売りか?買いか?】
社長コラム 「現在のマレーシア不動産市場は売りか?買いか?」
こんにちわ!最近は、数年前にマレーシア不動産を購入された方から売って欲しいと言う相談も良く受けるようになり、「果たして今のマレーシア不動産は売りの時期か?それとも買いの時期か?」良く考えて見ました。
弊社は2008年頃からマレーシア不動産を日本の皆様に紹介しておりますが、まず現在に至るまでの市場推移を纏めて見ます。
2008年~2009年)米国リーマンショックの影響で、マレーシア経済は一時的不況に突入し、この時期は不動産価格が10-20%程度下落しました。
2010年~2013年)リーマンショックのマレーシア経済への影響は余り深刻で無く、2009年以降経済はV字回復しました。2009年以降、マレーシアの開発会社は銀行と組んで様々の販売インセンテイブを市場に供給しました。開発会社による工事期間中の金利負担(DIBS)、最小の手付金(95~100%ローン)等が市場に提供され、多くの不動産投資家も市場参入し、不動産価格は急騰を始めました。
2014年~2015年)不動産価格の急騰を懸念した政府が様々な規制を導入し始めました。LTV(ローン掛け目)の低減、住宅ローン申請の厳格化、DIBSの廃止、外国人最低購入価格の増額等が次々と導入され、2014年以降不動産価格は沈静化を始めました。
更に2015年後半から原油価格が急落し、石油産出国マレーシアに取っては石油関連収入が減る事を意味し、経済減速の見通しが広がり、それらも不動産市場にはマイナスの影響を与える様になっています。
先行き不透明の中で不動産等の大きな投資は控えめ、銀行も引き続き住宅ローンの申請を厳しく審査する状況が続いており、端的にマレーシア不動産市場は現在「買い手市場」となっています。
従って日本人オーナーが今不動産を売ろうとすると、「値引きして売るか」「不利な条件で売る」事になりかねません。更に日本人オーナーから見ると円とリンギの為替の問題も出て来ています。昨年後半の原油安の中で、マレーシア リンギは円を含めて外国通貨に対して大幅に通貨安となっています。今、慌てて安い価格で転売し、更にそれを円に転換すると更にリンギ安のデメリットも出てしまいます。
正直な所、出来る事であれば今は売却を急がないで、しばらくは賃貸に出して現在の買い手市場を乗り越えるのが良いかと思います。何処の国でも同じですが、マレーシア不動産市場にもサイクルがあり、今は下値を這う様なサイクルと思います。
但しマレーシア経済のファンダメンタルはリーマンショックの時ほどに痛んでいると言えず、2016年も4%の経済成長は達成する見通しです。人口も若い人を中心に年率2%程度で増え続けています。そんな状況下、いずれ近々マレーシア不動産市場も今の底値サイクルを脱出するかと思います。
マレーシア経済は、サービス業や製造業への多角化もかなり進んでおり、石油関連産業のみに依存した経済とは言えません。従って最近のリンギ安は行き過ぎで、何処かの時点で反転するであろうと思われます。
以上の様な状況を逆に日本の投資家(新規投資予定者)の目線で考えると、今のマレーシアは新たな投資のチャンスと言えると思います。まず価格面では、新規物件も中古物件も1年程前に比べ、かなり割安、従来の市場価格以下で購入が可能です。
更に、為替面でも2割ほど円高となっていますので、同じマレーシア不動産が円ベースで2割割安に買える状況になっています。もし米ドル資金を持っている方であれば、4割程のドル高となっている為、4割割安に購入出来る事になっています。
弊社ではその様な買い手市場のマレーシア不動産の中で、特に魅力的でお値打ちな物件を皆様に紹介するようにしております。ジョホールバルでは、プトリハーバーと言うシンガポール人や日本人に人気地域で、サザンマリーナと言うマリーナ隣接の高級物件をお勧めしております。
お勧めの理由は、1)立地が最高にも関わらず販売価格が近隣の類似物件に比べ3~4割割安、2)開発母体がシャングリラホテル系の超優良企業と政府系投資会社の合弁という事で磐石、3)マリーナ隣接、レストラン・商店街併設という事で生活に便利な物件等になっております。(物件外観は冒頭イメージを参照下さい!)
この物件の詳細は、以下のサイトも参照下さい。
http://www.totalmalaysiafudosan.jp/property/?mode=b&id=263
更に詳細をお知りになりたい方は、下記弊社東京オフィスまでご気軽にご連絡下さい。
(株)コスモス・プラン 杉山又は鴻巣
東京都中央区日本橋小伝馬町14-6 水口ビル3階
電話)03-6661-7683
実はこの物件を紹介するセミナーを2月19日と20日に東京シャングリラホテルで開催する事にした所、定員90名に対して何と200名以上がお申し込みとなりました。今でも日本でジョホール不動産に対して関心を持つ方が多い事を痛感しました。
マンションコミュニティ研究会代表 廣田信子さんの記事【電力自由化はプラスに働くのか?ー諸外国の事情は?】
【電力自由化はプラスに働くのか?ー諸外国の事情は?】
こんにちは!廣田信子です。
いよいよ電力の全面自由化が始まりますが、
あまりにもたくさんの業者が参入し、
サービスプランが複雑になると、
何を選んでいいのか迷うばかりです。
全面自由化は、本当に私たちにとってプラスになるのでしょうか。
ここにきて、自由化によって競争が起こることで
電気料金が安くなるとは限らないばかりか、様々な問題が発生するのではと
諸外国の例から心配する声を聞くようになりました。
電力のような基幹産業での競争は、
必ずしもいい結果を生まないことが
海外の事情からも読み解けます。
質問をされますので、私なりに調べてみました。
ネットで調べた情報なので、
正確じゃない部分があったらお許しください。
●アメリカでは、
10年前の自由化以降、停電が頻発するようになり、
電気料金が2倍になったところもあると言います。
州によって大きく異なるようですが、
カリフォルニア州では、完全自由化ということで、
自然エネルギーや再生可能エネルギーの買取りを義務化し、
電気料金の値上げを禁止しました。
同時に、環境に悪影響を与える発電は禁止され
水力や太陽や風力のような地球にやさしい発電方式が
推し進められました。
が、諸事情から発電コストが予想を超えて上昇してしまったのです。
家庭で1時間エアコンをつけると
10ドル(約千円ちょっと)電力会社が赤字を増やすというような
状況になってしまいました。
カリフォルニアでは他州から電力の供給を受ける設備が不十分で、
他から電気を買うことができず、電力の値上げは規制されていたため、
電力の闇取引のような事が横行したといいます。
そして、赤字を増やし続けた
最大手のパシフィック・ガス&エレクトリック社が
2001年に破綻しました。
この後、カリフォルニアを中心に
全米で大規模停電が頻発して、
政府の安全保障問題にまで発展したのでした。
この事態は、私たちの記憶にもありますね。
その状況を改善するために、
政府が価格統制を解除して自由化したら、
業者は一斉に値上げをし、料金が2倍になってしまったのです。
こういった現状から、
電力自由化は何一つ成果を上げられなかったと言われています。
●イギリスでは、
1990年に中央電力公社は、3つの発電会社と1社の送電会社に分割民営化、
12の地区にあった配電局も地域配電会社に民営化され、
さらに50社程度の新規参入会社がありました。
小売市場の自由化は大口需要家から徐々に進み、
1999年には家庭向け電力も自由化されました。
しかし、1990年の電力自由化開始以来採用されてきた
「強制プール制」がうまく機能せず、
電気料金は高止まり傾向でした。
ただし、逆にそのことが企業の新規参入を促し
競争条件の整備につながったということもあり、
1998年から2002年までに電気の卸売価格は40%下落し、
電力自由化による成果とされています。
しかし、2004年頃からは小売価格は上昇し、
2004年と比較すると現在の電気料金は約2倍になっています。
電気料金の内訳は国によって大きく異なりますが、
イギリスの場合は発電に関わるコストの比率が
3分の2程度と高くなっています。
そのため、電気料金は、
発電に関わる燃料費の変動の影響を大きく受けるという事情があります。
価格上昇の理由としては、
燃料として使われる比率の高い天然ガスの高騰があげられますが、
再生可能エネルギー導入による発電コストなどの
「環境コスト」の増加も見逃せません。
利益を追求するあまり、インフラなど大型の新規投資が遅れて
供給能力が低下したこともあると言います。
電力自由化について様々な議論があるようですが、
改革を進めなければさらに価格は上がってしまうという危機感があり、
さらに新たな改革が進められているようです。
また、競争の結果、
料金メニューが増えすぎて、内容も複雑になり、
どれを選んでいいのか消費者が困惑する事態にもなっているようです。
●ドイツでは、
自由化前、英国のように国有の独占的な電力会社は存在せず、
垂直統合型の8大電力会社を中心に、
自治体で運営する中小規模の電気事業者や地域エネルギー供給会社によって、
電気の供給が行われていました。
1998年にエネルギー事業法が改正されて
一挙に全面自由化されました。
その結果、1000を超える電力会社が乱立し、
競争によって、電気料金は低下しました。
しかし、
ドイツでは規制の実効性が低かったため、
既存の事業者が高い託送料金を設定したことが原因で、
新規参入会社の倒産、合併・買収が相次ぎ、寡占化が進み、
電力価格は2000年には上昇し始めました。
近年は、環境税の引き上げや再生可能エネルギー買い取りコストの増加により
さらに電気料金が上昇しています。
また、各社合計で1万種類以上の電気プランがあり、
競争激化による弊害が出ています。
…………………………………………
諸外国の失敗から学んで、
日本は電力の自由化を成功させられるのでしょうか。
最近のバスツアー事故、廃棄食品の横流し等を見ても、
同業種への過度の参入、過酷な価格競争の弊害が気になります。
(社)メンタルバランス研究所 宇佐見 彰さんお勧めセミナー 【・お・も・て・な・し・ ~サービスの真髄に迫る~ 京都大学からのお誘い】
(参加費:無料) ・お・も・て・な・し・ ~サービスの真髄に迫る~ 京都大学からのお誘い
<・お・も・て・な・し・>と<闘争>云ったタイトルに目が留まりました
宇佐見です。
何時も色々とご指導を賜り感謝申し上げます。
お勧めセミナーをご案内申し上げます。
京都大学より届いた案内ですが、
ご関心がお在りでしたら是非ご参加ください。
———— 以下 ご案内 ————
“おもてなし”とは何か?特に京都の料理屋や旅館は、独特の雰囲気
があります。
おもてなしとは真心を込めて奉仕する、気配りによって居心地のいい
時間を過ごしてもらう、お客様に満足してもらうというように説明される
ことが多いです。しかし、実際には、おもてなしは“闘い”である、という
新しい独自の視座からおもてなしを読み解きます。
「闘争としての”おもてなし”~サービスの真髄に迫る~」
1.日時 2016年03月06日(日)14:30~16:00
2.会場 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス
(住所)港区北青山1-7-1-15
(電車)JR総武線「信濃町駅」徒歩5分
東京メトロ半蔵門線・銀座線・都営大江戸線「青山一丁目駅」
0番出口より徒歩10分
(地図)http://www.kyoto-art.ac.jp/info/about/access/tokyo/
3.参加費 無料
4.プログラム(詳細http://www.kyoaruki.jp/events/view/107
< 講演 >
テーマ 「闘争としての”おもてなし”~サービスの真髄に迫る~」
講師 山内 裕(京都大学 経営管理大学院准教授)
5.参加申し込み方法 下記URLより申し込みください。
https://secure2060.sakura.ne.jp/kyoaruki.jp/events/entry/107?s=
6.問い合わせ先 「京あるきin東京2016」事務局 03-6671-9251
主催 京都大学
起業家支援に命を懸ける会計士の梅川さんの記事【個人事業で福利厚生費はありか?】
お早うございます。
起業家支援に命を懸ける会計士の梅川です。
今年も確定申告のシーズンに入っています。
毎日10人くらいの個人事業者のご相談に応じています。
これから申告を行おうという方の最大の悩みは、
「どこまで経費として認められるか?」
に尽きます。
もちろんメルマガで何度も書いてきましたが、税務署が経費を認めるわけではありま
せん。
経費かどうかは、事業に関連性があるかどうかです。
同じ飲食代でも、飲食店経営者が「研究・視察」のために他の飲食店で実際に飲食す
るのは当然経費です。
使ったお金の領収書が、事業に関連しているかどうかは使った本人にしかわかりませ
ん。
判断するのは事業主自身です。
それでは、会社の事業には直接は関係がない「福利厚生費」は個人事業でも認められ
るのか。
「社会通念上妥当」であれば個人事業でも経費として認めるというのが判例です。
しかしこの判断が難しい。
国税の見解は、家族だけの個人経営では原則認められないというものです。
たとえば、事業主である本人と仕事を手伝っている事業専従者である妻が二人で「慰
安旅行」に行ってもそれは経費とならないということです。
また事業主がフィットネスクラブに行っても経費として落とせないということだそう
です。
もちろん税法のどこを探してもそのような個別具体的なことは記載されていません。
あくまでも「解釈の問題」です。
たしかに個人事業の場合は、財布が事業もプライベートも同じだから、どこかで「線
引き」が必要なのはわかりますが。
ところで先日驚くべき申告書を見ました。
今回から、私どもに確定申告の作成を依頼してきた女性の作家の方でした。
昨年提出した青色決算書を拝見したところ、堂々と福利厚生費が数十万円計上されて
いるではないですか。
その方に、「申告書の福利厚生費の内容はどのようなものですか」と尋ねたところ、
家族の慰安旅行を2回分、そして毎日のように買うお菓子代ということでした。
驚いた私は、おもわず「これは必要経費としては認められないものですよ」。
ところが、その女性は、昨年の税務署での相談会で領収書をゴソッと持って行って、
「この海外旅行の領収書は何という科目にしますか?」
と尋ねたところ、
「それは福利厚生費ですね」と言われたのでそのように書きましたとのこと。
確かに、経費かどうかは「解釈」の問題ですし、本人が経費であると主張するのを税
務署は基本的には受け入れなければなりません。
税務署の職員にも「個人差」があるのも当然です。
経費は金額的に妥当な水準であれば、「計上したもの勝ち」かもしれません。
もちろん、あとは自己責任で!
今日もお読みいただきありがとうございました。
梅川公認会計士・税理士事務所
千代田区 経理&記帳代行センター
Q-TAX 飯田橋東口店
梅川会計事務所マーケティングマネージャー相馬浩基さんの記事【値段は関係ない?】
おはようございます!
相馬です。
【人は何にお金を払うのか?】
人間の行動、特に購買心理は
とても不思議で、時に全く合理的でない
判断を下す時があります。
例えば、テレビなどの電化製品を
買う時なんかが一番わかりやすいのですが、
ネットで調べて最安値のものを
注文するのが当たり前、ですよね?
僕もそう思ってました。
本来であれば、費用対効果とか
目に見える数字で計って、
一番お得なものを買うのが
一般的だと考えられているはずです。
でも、最近の脳科学のデータを見ても
必ずしもそうではない、つまり、
費用対効果以外の「何か」で
人は物を買うことがわかってきました。
では、安さとかお値打ち度よりも
もっと人間が大事にしている
基準とはなんだろうか?
それは、、、
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アイデンティティ
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これはどこの集団に
属しているのか?ということ。
例えば宗教などが一番
わかりやすい例でしょう。
実際に起こっている現実とか
もっと言うと正しいとか正しくないとか
あんまり関係なくて、
その集団(コミュニティ)の考え方や
価値観を何よりも信頼します。
これは、言い変えると
そのコミュニティ内で販売されている
商品やサービスをほぼほぼ無条件で
買うということです。
なぜなら、彼らは自分が属している
集団への『帰属欲求』が強く働いていて、
そのコミュニティの仲間との協調を
最優先と考えます。
ですから、値段の高い安いなどの判断は
2の次3の次となるのです。
だとすれば、、
もし、あなたが商品やサービスを
販売する時に考えるべきは、
お客さんがどの集団に属しているか?
ではないでしょうか。
彼らがどんな価値観を持っていて、
どんな信仰を持っていて、
絶対に譲れないものは何か?
これらは費用対効果よりも
真っ先に論じなければいけない物です。
A5ランクの最高級の神戸牛も、
ベジタリアンの前では何の価値も
持ちません。
世間一般的に良しとされる価値観や
自分が考える商品の素晴らしさ、
よりも、、
相手のアイデンティティは何なのか?
これが現在最も進んでいる
マーケティング心理学の
考え方なのです。
いくら良い商品でも、相手が
必ず買ってくれるとは限らない。
それよりも、多少高くても
「それが良い!」と言ってくれる、
”あなたと同じアイデンティティ”を
持った人とお付き合いするのが、
ビジネスを簡単にする方法ですね。
相馬浩基
インタビュー企画第13回石井真美先生編 前編
インタビュー企画第13回石井真美先生編 前編
<石井真美先生プロフィール >
経歴:千葉県生まれ。
北米認定自然医師、音楽療法士、針治療師(伝統&美容)、
催眠療法士、および霊気マスター・指導者。 1998年渡米後、
フロリダ州マイアミ大学にて音楽療法と心理学の名誉学士号取得。
そして日本と北米においてセラピスト、
青少年向けの相談サービス「心の119番」カウンセラーや
Mt. Sinai病院にて精神医学研究助手などの経験を経て、
カナダ、トロントの認定自然医学校、Canadian College of Naturopathic Medicineを卒業。
Robert Schad Naturopathic Clinic、
Anishnawbe Health Centre、 Yores Healthなどでインターンとして研修。
2013年、文化精神医学の専門家であるDr.Ted Loと、
Integrative Mental Health Centre of Torontoを立ち上げ、
伝統医療、現代西洋医学と心理学における概念を融合しながら、
こころの健康に焦点を当て、身体と霊性および社会的つながりも大切にした
ホリスティック医療を目指す。
自己と自然と調和することによる自己治癒力の活性化、
ひとりひとりが生まれ持った美しさを味わい輝く自分らしい豊かな健康生活、
デリシャス・ライフを提案。
http://mydeliciousmoments.com/(オフィシャルウェブサイト)
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真美先生、今日はよろしくお願い致します。
現在はトロントで自然医師としてご活躍の石井真美先生。
今回は先生のヒストリーを前編でお伺いさせて頂き、
後編では現在のお仕事やこれからの活動のについて詳しく聞いて参りたいと思います。
早速ですが、
先生は小さい頃はどんなお子さんでしたか?
私は小さい頃は正義感の強い子どもでした。
幼稚園の頃から、多数決で「自分 対 クラスの皆」 で意見が分かれてしまったときにも、
しっかりと自分の信念や意見を言葉にするようなところがありました。
両親が私のそういう個性を認め、褒めてくれていた事は、今でも覚えています。
中学生の頃は養護学校で教えていた母の影響で教師になりたいと思っていました。
千葉県に住んでいたので、千葉大の教育学部への憧れもありましたね。
元気で健康で、勉強も頑張っていましたし、友達も沢山いて、そのころの私の世界は性善説で成り立っていました。
しかし高校1年生の時に交換留学制度で渡米したことをキッカケに、
私の世界は大きく広がっていきました。
まだ16歳のときに始まった留学生活だったのですね。
家族と離れて、異文化のなかに一人、大変なこともあったかと思います。
留学先では文化や言葉の壁を乗り越えることも大変でしたが、
ホームステイ先での暴力や
現地校のクラスメイトたちから苛めを受けたことが最も辛い出来事でした。
大人になった今思えば、アジア系の留学生であるという文化の違いや、
学ぶチャンスを人より多く貰っているという、妬みのようなものが綯い交ぜになり、
起きたことでした。
しかし当時は自分を責めることしか出来ず、苛めとは思わずに、
自分が悪いのだ。だからこれは罰なんだと思っていました。
高校生の女の子には、辛すぎる環境でしたね。
日本のご両親や先生に、助けを求めることは難しかったのでしょうか?
当時の私は、
自分のせいでそういった事態を招いていると思っていましたし
自分は沢山の日本の学生の中から選ばれてここに来たのだから
頑張らなければいけない。弱音を吐いてはいけない。
というプライドもあってそう思ってしまい、
ホストファミリーはもちろん
日本の家族には何も話すことができませんでした。
人間不審に陥ったまま必死に勉強する毎日でした。
私は段々と食欲がおかしくなり、摂食障害に陥りました。
そんなとき、私の心を救ってくれたのが音楽でした。
とにかくピアノとフルートの練習にお昼休みも放課後も費やしていました。
また、当時のボーイフレンドが送ってきてくれた日本の歌謡曲や洋楽を、
カセットテープで聞いていました。
正義感の強いお子さんだったからこそ、周りに心配や迷惑をかけたくないという
思いもあったのですね。
孤独で過酷な環境の中で、音楽という癒しに救われたことは、
先生にとってひとつの転機だったのでしょうか?
そうですね。美しいメロディに癒されるなかで、
音楽が人に与える様々なエネルギーを強く感じ、自分の居場所や大きな可能性を感じました。
やっとの思いで1年間の留学生活を終え、日本へ帰国しました。
しかし正直、帰国後も摂食障害は完治せず、体調が良くありませんでした。
大学受験ではやはり教師を目指して千葉大学の教育学部を受けようかと
随分悩んだのですが。
最終的に私はもう一度アメリカへ行く決心をしました。
もう一度留学を決意されたのですね。
辛い思い出のある国に、再び学びに行くという選択には
どんな思いがあったのでしょう?
そうですね。辛い思いも沢山しましたが、その経験があったからこそ、
人を癒すことのできる「音楽療法」について専門的に学びたいと思いました。
高校生の時に行った留学先は、田舎で寒い所だったので、
今度は多文化の交わる都会で暖かい所にいこう!と、フロリダ州マイアミ大学へ進学しました。
新しい環境でスタートを切った大学生活は如何でしたか?
大学の環境はとても良かったですし、音楽療法の授業もとても興味深いものでした。
しかしどうしても摂食障害が良くならず、人を癒す勉強をしているのに、
自分が閉じこもりになって今にも倒れそうという、本末転倒な状況でした。
ある日心配した友人が大学のヘルスセンターに連れて行ってくれて、
そこで初めて自分の癒しの旅が始まることになったのです。
私はいつ死んでもおかしくない、と心臓マヒのリスクを警告されるほど、不健康な状態でした。
そして先生は私の話を過去に遡って丁寧に聞いてくれました。
私は今まで自分の内側に留めてきた思いを、初めて吐き出すことができたのです。
辛かった交換留学生時代、私は罰を受けていたのではなく「苛め」と「虐待」に遭っていたのだと
初めて理解することができました。
そこから先生方はチームを組んで下さり、
薬の処方やカウンセリングなど、心身共に治療を受けることができました。
私は段々と回復して行く自分の心と身体と向き合いながら、
専門である音楽療法以外にも、心理学など多くのことを学びました。
そしてこの時出会った先生の影響もあり、段々と医療や心理学の魅力に魅せられて、
精神科医になりたいと思うようになりました。
やっと癒しの時が訪れたのですね。
自分の身体で実感を伴いながら学び、回復されていったことは、
真美先生だからこそできたのだと思います。
卒業後は精神医学を志されたのですか?
マイアミ大学卒業後は医大進学を目指しカナダへ渡りました。
現地の大学で有機化学などの医大進学に必要な科目を取りながら、
精神科医の先生の助手をさせて頂いたり、ボランティア活動をしたりも。
トロントでの新しい生活が始まったのですね。
宜しければ大学生活以外の暮らしについても聞いてみたいです。
トロント時代に2年間、「心の119番」という
日本の子どもへ向けたメールカウンセリングの相談員をやっていました。
企業がスポンサーをしていて、当時は画期的なサービスでした。
やはり面と向かって大人のカウンセラーと話すのは、子供にはハードルが高いと思いますから。
そこでは苛めや虐待の相談が多く、自分の過去の経験がすごく役に立ちました。
相談してくれる子どもの気持ちが、本当に良くわかりましたから。
「心の119番」は今はもう無くなってしまいましたが、
日本から遠く離れていた自分が、傷ついた子どもたちの助けになれた事は本当に嬉しかったです。
辛い経験を乗り越えて、誰かの救いになるということは、
生きる意味を感じさせてくれますね。
生きる、という言葉で思い出されるものには、トロントの現地の懐石料理屋さんがあります。
そこで食べさせて頂いた懐石料理には、
「美しい。美味しい。生きていていることが嬉しい!」と感じました。
ちょっと大げさかもしれないですが、
過去に摂食障害を抱えていた私にとって、食は罪悪感を感じてしまうものでしたから、
感動がとても大きかったのです。
何度もお願いしてアルバイトをさせて頂き、お店の看板娘のように可愛がって頂きました。
日本人としての誇りや、食に対する前向きな気持ちを育てることができ、
私のトロントでの居場所となりました。
ひとつひとつの出会いと経験が、真美先生を癒し、優しいパワーを与えてくれている
ことを感じます。『先生』になっていく為の、大切な道であったことが伝わりますね。
そうですね。やっと治療する側の心や身体の基礎ができてきたような感じでした。
勉強のほうの話に戻るのですが、
精神科医の勉強を進める中で知ったことは、精神科の治療は薬学療法であるということでした。
患者さん一人一人のストーリーに耳を傾ける時間はほとんどなく、
薬で治療を進めてくことに疑問を感じました。
なるほど。日本でも鬱病の方に特定の薬を処方して、それ無しには生きて行けなくなってしまうひとも、 多いと聞きます。
もちろん、治療の段階においてはお薬が必要な時もあるのは分かっているのですが、
それが最終的な解決法ではないんです。
そんな思いを抱えて、精神科医への道に迷いを感じていたとき、
出会ったのが自己治癒力に焦点を当てた、ヨガや瞑想など
伝統医療の理念と西洋医療を取り入れた自然医学の世界でした。
食生活の改善や心身の安定を大切にする自然医学は、日本人である私にとって
すぐに慣れ親しむことのできるものでした。
こうして現地でのインターンやボランティア、大学での科目履修、懐石料理屋さんでのアルバイトなど、
沢山の経験と学びを経て、私はトロントの認定自然医学大学へ進むことを決めました。
真美先生ありがとうございました。
次回の後編は、様々な経験を糧についに自然医師としてのキャリアをスタートさせ、
デリシャスライフを提唱する先生のご活躍に迫ります。
つづく