2015-05
ヒーズ株式会社の岩井徹朗さんの記事【(女性限定)初年度から困らない起業法】
おはようございます、ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
私は今から9年前に起業しました。
起業すると聞くと
「私はこの技術で世界を変えます!」
「今までの経験と知識を活かし、世の中の役に立ちます!!」
というように
立派な経営理念や高い志を持って独立する
ということをイメージされるかもしれません。
けれども、残念ながら私の起業は
そんな格好の良いものではありません。
当時勤めていたベンチャー企業の資金繰りが悪くなり、
社長とも意見や考え方の違いが決定的になり、
「もう他人に振り回されるのは嫌だ」
と思ったのが直接のきっかけでした。
年令は43歳。また転職活動するのも面倒だし、
「どうせなら自分でやってみよう!」
ということで、勢いのまま起業してしまいました。
お陰様でなんとか今までやって来れましたが、
今冷静になって振り返ってみると、
起業する前にやっておくべきことがたくさんあった
というのが正直な実感です。
今回弊社のクライアントさんで女性起業家の藤原綾子さんが
女性のための起業塾&コミュニティStudio
を立ち上げられます。
藤原さんはリクルートのご出身で、
10年前にアロマセラピストとして独立。
本業のセラピストとしてはもちろん、
カウンセリングコーチ養成講座なども主催され、
幅広くご活躍されています。
私も毎回満員御礼の「魔女のアロマアナリーゼ」を
特別にやってもらい、
女性のための起業塾&コミュニティStudio
を立ち上げるにあたって、
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無料オンライン講座「初年度から困らない起業法」
⇒ http://bit.ly/heeze_studio
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が6月1日から期間限定で公開されます。
実は弊社の取締役がインタビュアーとして出演しているので、
デモ版をちょっぴり先行して見せてもらったのですが、まさに
「9年前にあったらぜひ見たかった・・・」
という内容でした。
ただ、残念ながら今回は対象はあくまで女性に限るとのこと。
・今は会社員だが、自分の経験やノウハウを違った形で活かしたい
・専業主婦だけど、将来的には起業したい
・起業したい気もあるが、やっぱり不安の方が先行している
・起業ブームと言われるが、誰に相談したら良いか分からない
・できれば人の失敗談を聞いてみたい
という女性の方はぜひ無料オンライン講座を
ご覧になることをお薦めします。
↓ ↓ ↓
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無料オンライン講座「初年度から困らない起業法」
⇒ http://bit.ly/heeze_studio
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徒然草の吉田兼好曰く、
「何事にも先達はあらまほしきもの」
起業を目指す女性の方は、まずは先輩女性起業家の
生の声を聞くことで得られることがたくさんあります。
起業のきっかけは何であれ、準備をすることは絶対に必要です。
岩井 徹朗
——————————
ヒーズ株式会社 代表取締役
——————————
■ オフィス
〒102-0083
東京都千代田区麹町6-2-6 ユニ麹町ビル4階
TEL:03-4477-5608 FAX:03-6733-7568
——————————
■ HP
・超キャッシュフロー経営
→ http://www.basis01.com/
■ 専門コラム
・成長支援部からの提言
→ http://www.basis01.com/fwd3/
■ ブログ
・銀行交渉担当者育成講座
→ http://www.basis01.com/fwd3/
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業務提携契約専門の行政書士 遠藤祐二さんの記事【シンガポールはやりすぎ?】
業務提携契約専門の行政書士 遠藤です。
先週はシンガポールに滞在しましたが
今回は現地で頑張って大成功している経営者
の話が聞けて大変勉強になりました。
皆さんもご存知かと思いますが、
シンガポールは法律が厳しいことで有名です。
×ゴミやたばこの投げ捨ては$1,000の罰金
×公共の場所でタンやツバを吐くと1,000の罰金
×公衆トイレで使用後に水を流さないと1,000の罰金
また渋滞を解消するためにERPというシステムが導入されており
ラッシュ時に街の制限区域に乗り入れるたびに自動的に課金される
システムになっています。
↓ ↓ ↓ ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/
83%BC%E3%83%AB%29
今回、通勤時間帯のラッシュ時にタクシーで市街地を
グルグルと移動しなければならないことがあったのですが
このERPのお陰でまったく渋滞にはまることなく快適に
移動をすることができました。
また今回さらに驚いたのは、
「草木が多いのに全く蚊やいやな虫がいなかったこと!」
です。
話を聞いたところ殺虫剤を徹底して毎日まいているために
そういった類の虫は全滅してしまうとか。
さて、
皆さんはここまで読んできて
「シンガポール窮屈な住みにくそうな国だなー」
と思いましたか?
それとも
「綺麗で快適そうな国だなー」
と思いましたか?
遠藤は後者です^^
これは、全ての施策が(良いか悪いかは別として)
===========
具体的で明確あるから!
===========
です。
「やっていることが何を目指しているのかよーわからん」
という部分が全くないのです。
そしてその判断が正しかったことはシンガポールの
歴史が証明しています。
どこかの国の政府もぜひ見習って欲しいですが
結局は、
=====================
やっていることが具体的で明確であるとラク!
=====================
なのです。
これは業務提携契約の条件を決めるときも
全く同じです。
相手ともめる事を恐れるあまり、
主張すべきことも主張せず、そうかと言って
その条件についてあきらめることもしないような
玉虫色の契約条件を決める経営者がいます。
遠藤はこれでこれでビジネス判断として「アリ」
だとは思っています。
しかしながら玉虫色の契約条件を決めると必ず
実行段階になって実際に行うスタッフ達が迷うと
いうリスクを認識しておく必要はあると思います。
ビジネスにとってもっとも大きな損失になるのは
========
迷っている時間
========
です。
従ってできるだけこの時間を減らすことに注力すべきだと
思います。
そのためには、
===========
具体的で明確あること!
===========
を常に目指すのが本当に大事だと思います。
よって、
皆さんも契約交渉する際には常に
===========
具体的で明確あること!
===========
を目指してくださいね。
下記のセミナーでは「具体的に明確であるために」
何をしなければいけないのかを文字通り具体的に
明確にお伝えします。
========================
第31回業務携徹底活用セミナー
6月12日(金)新宿曙橋で開催!
http://amba.to/1JJR071
直接の参加お申込はこちら!
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その一つとして実際に遠藤が使用している「4つのツール」
を参加者全員にお渡しします。
もしご興味があればぜひ遊びに来てくださいね。
遠藤祐二
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マスター行政書士事務所
業務提携契約専門の行政書士
遠藤祐二
〒135-0016
東京都江東区東陽2-4-39
新東陽ビル4階 42号室
TEL:03-5633-9668
FAX:03-5633-9669
email:info@master-gyosei.com
HP1:http://www.master-license.
HP2:http://www.master-gyosei.
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Blog1:http://ameblo.jp/master-
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インタビュー企画第11回株式会社Astiti Resort 代表 関根学剛さん
インタビュー企画第11回株式会社Astiti Resort 代表 関根学剛さん
2014年4月、リゾートタイムシェア販会社である
株式会社Astiti Resort アスティティリゾート 設立。
インドネシア法人 CV . Astiti Resort 設立。
インドネシア バリ島でリゾート自社開発を行っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
関根さん今日はよろしくお願い致します。
まずは子供の頃や、学生時代の思い出などから聞かせて頂けますか?
僕は埼玉県の越谷で産まれ、10歳(小4)まで過ごしましたが親の離婚で、
川口市(東川口)に移住しました。
そこで母親が再婚し、高校生まで川口に住んでいました。
小学校から少年野球に打ち込んでいたお陰でグレる事もなかったかと(笑
中学時代も部活に精を出し、チームで力を合わせた結果、
全国大会に出場する事も出来ました。
その甲斐あってか、高校も野球推薦で進むことができ、
甲子園出場を目指して仲間と部活に明け暮れていましたね。
男子校でしたので、まさに野球に捧げる青春でした(笑
活発な野球少年でいらしたんですね。
そうですね。大学も野球の推薦で他大学に進学しました。
大学に進学してからも野球を続けていたのですが、
20歳の時に親が2度目の離婚することになり、学費と生活費が賄えなくなってしまったんです。
頑張って日中、夜間とアルバイトもしていたのですが、
そのせいで部活に出られない日々が続きました。
3年生に進級するとき、区切りを付ける為に、大学を辞めました。
2度目の離婚後、離れて暮らす事になりまして、僕自身は住む所も無くなってしまいました。
まだ19、20歳のころですよね。辛い事がつづき、野球からもチームメイトからも離れざるをえなく、
悔しい気持ちもあったことと思います。
悔しいという気持ちもありましたが、仕方がないという思いも強かったです。
それよりも明日も生きて行く為に今日頑張るしかないという感じでした。
そんなときに助けてくれたのが小中学校時代の幼なじみの友人でした。
友人は実家暮らしでしたが、独立したお兄さんの部屋を使わせてくれて、
転がり込ませてもらったんです。
ホテルの配膳の仕事をしながら2年間お金を貯めて、
なんとか友人の家からアパートへも引っ越すことができました。
2年間お世話になって、それだけでもありがたいのに、
その友人のお父さんの会社に22歳の時に正社員として就職させて貰ったんです。
ご友人とそのご家族に助けられて、お仕事を始められたのですね。
初めての就職先ではどんなお仕事をなさっていたのですか?
金属関係の町工場で、主にスクラップの仕分けをしていました。
朝早くからスクラップを取りに行って、ICチップなどを取り出す仕事なのですが、
日本はリサイクル産業が活発ですから仕事は忙しかったですね。
しかしその仕事をやりながら、夜はこっそり飲食店でアルバイトをしていました。
その当時は、お金を「創る」、「貯める」には労働しかないと思っていましたから。
ダブルワークを5年間やって、27歳まで働かせて頂きました。
意外ですが、町工場で働いていたことがキッカケで、一つの転機がありました。
仕事で金属を扱っていた関係から、現物での金の取引をはじめたんです。
当時はリーマンショックがあった時代で、仕事仲間のベテランのおじさんから
「金は絶対に無くならないから」と進められたのきっかけでした。
そうして、ダブルワークで貯金したお金は貴金属店で「金」に変えました。
その時は増えたらいいなぁくらいだったんですけれど、
その後に金の値段がグッと上がり、持っているだけでどんどん価値が上がって行く事を体験できました。
初めて『金融ってすごく面白いな』と、目覚めたんです。
それまでは自分の仕事とバイトを必死にやっていましたが、
これを機にビジネスやお金のことをもっと学ぼうと決めました。
確かに金を扱う町工場の方の言葉は、金融マンが言うよりもよっぽど説得力がありますね。
その後、実際にどうやって金融やビジネスについて学んでいったのでしょうか?
もっと勉強したいと思っていたとき、独立して金融の仕事をしている知人と、
草野球を通じて偶然再会するという出来事がありました。
ずっと大好きだった野球が繋げてくれた御縁ですからどこか運命的なものを感じて、
『働きながら金融の勉強させて貰えないか』とお願いしたんです。
その方は銀座で株取引などの学校を開いている方で、自分の熱意を伝えると、なんとか良い返事を頂く事ができました。
当時はまだ町工場で働いていましたが、就職させてくれた友人や友人の家族に感謝をするとともに、段々と独立心も芽生えていた時でした。
転職したいとはとても言いづらかったですが、どうしても金融の勉強がしたくて、
辞めさせてもらいました。
学びたいという意欲が転職を決意させたのですね。
本当に自分がやりたい事に少しづつ近づいていっている感じがします。
そうですね。27歳という年齢的にも、自分のやりたいことは何なのか、
自分とは何者なのかを考えていた時でした。
就職先の銀座の学校での講義に、
自分も参加して基本的な株のチャートの読み方などを勉強しました。
そこでは沢山の学びと同時に、志の高い人との出会いも多くあり、3年ほど働いたときには海外での不動産会社立ち上げをサポートする機会もありました。
震災後だったこともあり、マレーシアなど海外の不動産への需要を感じる事ができました。
そんな折に、名古屋でエステを経営されている知人がバリ島でもお店を出す事になり、
現地に行くと言うので、僕もついて行ったんです。
ダイビングが好きだったので、旅行気分でした。
31歳初めてのバリ島。今思えばこれがまた大きな転機でした。
バリ島でビジネスをするにあたって、現地でのビジネスパートナーは不可欠です。
僕はこのとき、エステ経営者の方に紹介して頂き、
今のビジネスパートナーに出会いました。
最初は土地が余っているからどうにか有効活用したいんだけど、
と気軽な感じで相談されたんです。
海外の不動産売買については、不動産会社立ち上げを経験して勉強してきてましたから、
僕自身はその言葉にすごく興味がわきました。
このことをキッカケに彼から、
バリ島内の売買の需要がある土地を見せて貰うことになったんです。
こうしてお話を伺っていると、関根さんは人と出会い、引き寄せ、
ビジネスを繋げるチカラがすごい方なのだと感じます。
確かにこの現地のビジネスパートナーと出会わなければ、
今の僕のビジネスはできなかったですね。
そしてバリ島に連れて来てくれた名古屋の起業家の方に出会わなければ・・・
そう考えると本当に人との出会いと人間関係が僕の世界を広げ、
より成長させてくれているんだと実感します。
素晴らしい出会いがあり、バリ島でのグローバルなビジネスがスタートするんですね。
ビジネスパートナーと一緒にバリ島を何度も視察するなかで、
バリ北部随一のビーチリゾート、ロビナの環境や値段を知ってからは、
『ここに高級プライベートヴィラを立ててタイムシェアシステムのリゾートを作ろう』
と明確なモデルもでき、ビジネスチャンスだと確信しました。
最初に計画していたときは日本人の起業家仲間もいたんですが、
それぞれすでに事業をお持ちの先輩方だったのでそこまで時間の余裕もなく・・・
ならば自分1人でもやりたい!という思いで、ついに
Astiti Resort(アスティティリゾート)立ち上げを決めたのです。
タイムシェアシステムとは、どんなものなんでしょうか?
そもそもタイムシェアシステムとは年を利用可能区分に分け、
高級プライベートヴィラの部屋の使用権を、
手頃な価格にて購入いただけるシステムのことです。
権利を購入して頂く事で毎年、
バリ島での高級プライベート ヴィラで暮らすような贅沢な旅をお楽しみいただけます。
また、弊社は大手タイムシェア交換会社に加盟を予定しています。
加盟後は世界各国のタイムシェアリゾートにも宿泊可能になります。例えばハワイなど…。
ご購入いただいたオーナー様は、建物の権利証(使用権)が発行され、
ご自身の利用可能物件(区分使用)として財産となります。
この使用権はお子様からお孫様へと代々お譲りいただけるのも特徴です。
大切なご友人を御招待することも可能なんですよ。
プレゼントにもできて相続もできるとは知らなかったです。
世代を超えて引き継いでいける夢のようなリゾート施設とはなんとも素敵ですね。
私自身バリ島に惚れ込んでいますし、ヴィラの建築デザインなど、
高級リゾートとしての環境にも並々ならぬこだわりがあります。
また、近年着工予定のバリ島北部の新空港から、ヴィラのあるロビナまでは車で30分ほどと、
これから交通の便もさらに良くなる事がわかっています。
ロビナという土地に出会ったのが今から2年半前、会社を立ち上げて1年が経ちました。
最初は拙い事業計画書を持って投資をお願いする日々でしたが、
時間をかけて投資家の方から多くの出資を頂き、
土地の購入や会社の立ち上げを実現することができました。
開発を進めながらタイムシェアの権利購入の営業もはじめ、
御陰さまでプレビルドではありますが販売は順調で、
現在では110名を超えるオーナー様にご契約頂いております。
オープンはこれからなのですが、
ヴィラはもう建っている場所もあるのでお客様に視察に来て頂いたりもしています。
最近ではテレビ出演もされたのですよね。
はい。千葉テレビの番組で取り上げて頂きました。
お笑い芸人のナイツさんの司会で、楽しく我が社を紹介して頂く事ができました。
これからも多くの方にアスティティリゾートを、
そしてバリ島のタイムシェアリゾートの本当の価値を知って頂きたいです。
沢山の貴重なお話をありがとうございました。
最後になりますが、これからの展望をぜひお聞かせ下さい。
まずはヴィラをオープンさせて基盤をしっかり築きたいです。
世代を超えて引き継いでいける、価値ある財産って、
やっぱり形に残せる愛情そのものだと思うので。
そういう思いも伝えながら営業していきたいですね。
そしていつか日本から高齢者の方をお迎えできるような施設を作りたいと考えています。
バリ島の美しい環境で老後を過ごせる介護施設があったらと。
日本から介護の資格をお持ちの方やお医者さんをお呼びして、
現地で技術やノウハウを提供して頂けたら、そこで新たな雇用も生まれると思います。
タイムシェアリゾートを基盤に、バリでのビジネスを広げて行きたいと思っています。
あとはプライベートなことですが、
結婚して息子も生まれたので父親としてもがんばりたいですね。
息子と一緒に野球がしたいです。
関根さん、ありがとうございました。
タイムシェアリゾートの詳細、
説明会などの情報は下記サイトよりご覧下さい。
ワインライフプロデューサーのミホ ヒラノさんの記事【ワインは脇役、そして脇役こそ実力を問われている?】
ワインライフプロデューサーの平野です。
昨日、日本料理の料理人の方とお話できる機会をいただけました。
最近はお酒を召し上がるお客様や、
飲酒量も減少しているのが悩みだそうです。
これはどのお店でも起こっている現象です。
食事と共にお酒があると一層楽しい時間になる。
お酒に限らず料理も何でも、
低品質なものを大量消費するよりも
本物を若いうちから少しでも知ってもらうことの大切さ。
そんなお話をしていただけました。
お料理だけでなくお酒や器にまでお話は及び、
「食事」という時間の楽しさと大切さを感じました。
有り難いことに来週、私は未成年の大学生に
ワインの楽しさを伝える機会をいただいているのです。
将来のワインファンになってもらう為のいわば種まき。
嬉しい役割をいただけたことに改めて感謝します。
来週にはそのときの様子をお伝え出来ると思いますので
お楽しみに!
さて、日々の感覚を豊かにするという意味では、
季節や暦を味わうこともすぐ出来る
素敵なアプローチ方法です。
季節毎に開催している
「ワインと花とアート」シリーズ。
次回は7月2日(木)夜に目白で開催します!
テーマは「七夕」
素敵な目白の一軒家.
花屋さんで季節の花を、
ギャラリーで若手作家の季節の力作を、
季節の美味しいオーガニック食材がふんだんに使われた手料理を、
美味しい季節のワインを
季節の物語または演奏。
見て、聴いて、嗅いで、味わって、触って、と
まさに五感で「七夕」を楽しめます。
ぜひご一緒ください。
>>>>>>>>
今日のプレ講座はおかげさまで満席です!
ありがたいことに6月も満席なので
来月は同じ日に2回開催させていただけることになりました。
(2回目も残2席しかありません!)
【ワインライフ セミナー&イベント情報】
★ワインライフスクール プレ講座
6月13日(土) 14:00~15:30 満員御礼!
17:00~18:30 増設受付中(残2席)
お申込みはコチラ
⇒ http://abvom.biz/brd/archives/
★ワインライフセミナー
6月23日(火) 持ち寄りワイン 19:30~21:30
詳しくはコチラ
⇒ http://abvom.biz/brd/archives/
★イベント ワインと七夕とアート
7月2日(木) 19:30~21:30 @花よろず(目白)
⇒ 申込受付準備中
>>>>>>>>
※編集後記※
先週、柏木白光先生の書巡礼「天と地」展を訪ねて
熊野古道と熊野三山に立ち寄ることができました。
(17日まで世界遺産熊野館にて開催中です)
↓
http://abvom.biz/brd/archives/
樹々が豊かで自然の力を感じるところでした。
場所は違いますが、海外でもそんな自然の力を感じる国のワインを
先日 在日マケドニア共和国大使館でいただきました。
↓
http://abvom.biz/brd/archives/
ギリシャの隣にあるマケドニアは
マザー・テレサさんの出身地です。
近頃、自然や神様関係にご縁をいただけている気がして
勝手に縁起がよく嬉しい気分になってしまいます。
皆さんも楽しい週末をお過ごしくださいね。
いつも読んでいただきありがとうございます。
感謝を込めて
ワインライフプロデューサー
ミホ ヒラノ
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「男と女のワイン学」
(ニュースサイト「JBPress」)
http://jbpress.ismedia.jp/
******************************
ワインライフ
ミホヒラノ
◆ URL
→ http://www.winelife.biz/
◆ 公式ブログ
3分間の「深イイ☆ワインストーリー」
→ http://ameblo.jp/bordeaux-
◆ フェイスブックページ
→ http://www.facebook.com/
梅川会計事務所 マーケティングマネージャー 相馬浩基さんの記事【 売ったらダメ!?】
おはようございます!
梅川会計事務所
マーケティングマネージャー
相馬です。
「サンドイッチがなかなか売れないんです、、、」
僕は普段、新宿のホテルのラウンジで
打ち合わせをしているんですが、
そのラウンジで働いている顔なじみの
女性従業員さんからこんな質問を受けました。
彼女(Gさん)は僕のビジネスとか知ってて、
たまたま僕が休憩していた時に
セールスの質問をぶつけて来たと
いう訳です。
Gさん:
「私はここのサンドイッチが美味しいから
いつもお客様にオススメするんですけど、
みんなパスタを選ぶんですよ。
どうやったらサンドイッチを選んで
もらえるんですか?教えてください!」
僕:
「いつもどうやってオススメしてるんですか?」
Gさん:
「美味しいですよ~とか、
ボリュームがありますよ~とか。
でも、人気ないんですよね、
サンドイッチは。」
僕:
「そうなんですね~。」
どうやら、
Gさんが美味しいと思っている
サンドイッチの良さがお客さんに伝わらない、
そんな悩みのようです。
ちなみに、
パスタ 1500円
サンドイッチ 1800円
値段は大して変わりませんが、
若干サンドイッチのほうが高め。
こんな状況でサンドイッチを選んでもらうには
どんな方法があると思いますか?
あなただったらどうするか?
少し考えてみてください。
・
・
どうですか?
何個か答えが浮かびましたか?
考え方はたくさんあるので、
これが正解ってことはないのですが、
僕の出した考えはこうです。
★価値(バリュー)
これはマーケティングの発想で、
サンドイッチの価値をより高く見せるために
どうしたら良いのか?を考えます。
例えば、
■無農薬の野菜だけを使用して、
当ホテルシェフが考案した
オリジナルのソースで丁寧に仕上げました。
■本日はキャンペーンでサンドイッチが
10%OFFで召し上がれます!
■今ならサンドイッチを注文すると
アイスクリームをプレゼント!
■今なら2個増量中!
■次回使える500円割引券をプレゼント!
■今なら・・・・・・
まあ、平たく言うとサンドイッチの
価値をより高く見せるために
いろんな演出をするわけです。
パスタと比較してもなお、圧倒的な
お得感、今だけ感、限定感が上回れば
買ってもらえるっていう寸法です。
多少利益率が下がっても
お客様に試してもらいやすい、
王道のセールス法ですよね。
このへんは知っているか、知らないかで
大きく差がつくので是非とも押さえて
おいてください。
どうでしたか?
何個か当てはまりましたか?
最近はインターネットでいろんな
情報があふれているので、
「知ってるよ!」って方も
多かったかもしれません。
逆に、全くのノーアイディアであれば、
少し勉強してみることをオススメします。
基本の部分だけでも押さえておけば
かなり役に立つと思いますので。
さて、、
実は僕がGさんに
フィードバックした答えは
これではありません。
全く対極にあるもう一つのやり方です。
これはノウハウとかが一切いらない反面、
実行出来る人が少ないかもしれません。
それは、
サンドイッチを売らないこと
=============
ん?意味が解らない。
これは言葉の通りで、
サンドイッチ売ることをやめます。
そもそもサンドイッチとパスタを
比較することすらありません。
意味が解らないかもしれないので
ご説明しますね。
僕:
「サンドイッチを選んでもらいたいのであれば、
サンドイッチを売らないことですよ。」
Gさん:
「え??」
僕:
「だから、言葉のとおりです。
サンドイッチを売らなきゃいいんです。」
Gさん:
「え、ちょっと相馬さん、意味が解んないです。
どういう事ですか?」
僕:
「Gさんはサンドイッチの価値が
伝わっていないと思ってますよね?
だからこそ売れないと?
そうじゃないんです。
選ばれるのはGさんですよ!」
Gさん:
「えっ・・・!!」
僕:
「つまり、サンドイッチの味とか値段とか
どうでも良くて、Gさんのおススメだからって
Gさんを選んでもらえばいいんです。
笑顔が素敵だから、、
話しをしてて感じがいいから、
よく気づかってくれるから、、
何でもいいじゃないですか!
この人から買いたいって思ってもらえれば
値段なんて関係ないんですよ。
そしたら、何でも売れちゃいますから。」
Gさん:
「・・・・・・」
お客さんと熱く語った後なので
僕もテンションが上がっちゃったんですね。
ちょっと引かれるくらいの勢いで
セールスを語ってしまいました(笑)
実際のビジネスの現場で
どちらのやり方が大事なのか?
と言うと、それは両方必要です。
マーケティングも必要だし、
人として選ばれることも大事。
両方できるに越したことは
ありません。
ただ、どちらかを選べと言われたら、
個人的には後者の考えです。
時代もだんだんそれに近づいてきてるって
感じてますしね。
これだけ情報があふれて、
SNSで拡散する時代です。
消費者だって賢くなってるし、
マーケティングがどんどん通用しづらく
なってきています。
そうしたら、やっぱり『人』。
人で選ばれるしかない。
このへんはいろんな考え方が
あると思いますし、他にも正解は
あると思います。
選ぶのはあなたの自由です。
もし、僕の考えに賛同してくれる方は、
是非僕の主宰するセミナーに
参加してみてください!
きっと、あなたのやりたいビジネスが
見つかるはずですから。
あなただったら、どうやって
サンドイッチを売りますか?
相馬浩基
=============================
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インタビュー企画第10回 特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表 村田早耶香さん後編
インタビュー企画第10回
特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表 村田早耶香さん後編
<村田早耶香さんプロフィール>
東京都調布市出身。
フェリス女学院大学国際交流学部卒業。
特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表。
~はじめに~
『子どもが売られない世界を作る。』
特定非営利活動法人かものはしプロジェクトは、
子どもがだまされて売られてしまう問題を解決するために、
2002年に設立されました。
①子どもを買う人を取り締まる
②大人に仕事を、子どもに教育を
③売られてしまいそうな子どもを保護する
子どもを守るこの三つの取り組みを行うため、
サポーターからの協力を得て、
カンボジア、インドで支援活動を進めていらっしゃいます。
今回のインタビューでは、共同代表 村田早耶香さんに、
設立の経緯、それからの13年の取り組みについて、貴重なお話を聞く機会を頂きました。
かものはしプロジェクトさんのWEBサイト
http://www.kamonohashi-project.net/
<村田早耶香さんインタビュー 後編>
後編ではプロジェクト立ち上げからの活動内容について
詳しくお聞きしたいと思います。
かものはしプロジェクト立ち上げ当初、子どもの人身売買が酷かったのがカンボジアでした。
ですからまずそこでの現地調査を行いました。カンボジアでの現地調査では内戦後に5、6歳の子どもまで被害に合っている現状がわかり、カンボジアでの活動を決めました。
児童労働のなかでも最悪の形態の児童労働と言われているのが児童買春問題です。
子どもは家庭の貧困を主な理由に、騙されて売春宿に売られてしまいます。
暗くて狭い売春宿の奥に閉じ込められた子どもを、誰かが救おうとアクションを起こさなければ、
その子たちはなかなかそこから出られないのです。
子どもの身を守る為には親が手に職をつけて自立することが大切だと考え、コミュニティファクトリーを立ち上げ、職業訓練のサポートも行いました。
カンボジアの天然素材である、い草やココナッツの葉を使った生活雑貨を作り、それを販売しています。持続可能なビジネスを成立させることで貧困から抜け出し、子どもが売られずに生活できるように支援しています。
そして、カンボジアで一番の問題だったのは、人身売買を取り締まるはずの警察が、取り締まりを行えていなかったことでした。かものはしプロジェクトでは警察が法律や取り締まりの仕方を勉強したり訓練したりするサポートをし、その結果、子どもを買う人の摘発数は伸びて行きました。
現在ではカンボジアだけでなく、インドにも活動の場を広げたと資料で拝見しました。それはカンボジアでの被害者が減少傾向へ向かったことが大きかったのでしょうか?
そうですね。活動をはじめて10年以上がたった現在、カンボジアでは子どもが人身売買の被害に遭う事は少なくなっています。一時は保護される子どもで施設の定員がオーバーするほどでしたので、改善に向かっている事を実感しています。
インドでの支援とカンボジアでの支援になにか違いはありますか?
人身売買の起こる原因にも違いがあるのでしょうか?
先ほど申し上げた通り、カンボジアでは警察が取り締まりをできていなかったことが大きな原因でした。
インドでは、子どもを村から人身売買した人が裁判で有罪にならないという問題がありました。特に、人身売買が多発している州で刑事司法制度が機能していないことが多く、それ故に人身売買に加担した人間を裁く事ができないのが問題だったのです。
ですからインドでは現在、裁判の支援をする活動を行っています。
具体的には被害にあった子ども・女性の中で戦う意思のある人達が、裁判で戦えるようにサポートをしています。裁判で勝てるかどうかはケースバイケースですが、被害者が泣き寝入りをするしかなかった状況を変えるために、戦う意思のある被害者が声を上げて裁判で戦えるように支援をすることは重要です。
人身売買にはルートがあるんですが、今は被害者が一番売られてきているマハラシュトラ州と、被害者を多数出している西ベンガル州で活動しています。西ベンガル州では、人を騙して売春宿に売った加害者に、裁判でほとんど有罪が出ていない地域もあります。有罪にならないので、「人を売ったもの勝ち」というひどい状況になってしまいます。
ですからここで罪を犯したらきちんと罰せられる、裁かれるという状態を作らなければ、抑止力は働かないのです。
逆に言えば人身売買の多いこの地域で罪を犯した人を罰することができれば、抑止力が働き、こういった犯罪を犯す人は減って行きます。
また、インドは「インド人自身の力で国を変えていきたい」という自立心が強いという特徴があるので、インド国内の団体を応援するという形で活動をしないとうまくいかなくなること多いと感じています。ですので、インドの人達と一緒に変えて行く事が重要だと考えています。
かものはしプロジェクトさんに寄付をしたお金は、具体的にどんなふうに使われるのでしょうか?活動内容ももう少し伺いたいです。
インドは、6つの現地パートナー団体と一緒に活動をしています。活動の戦略を考えることも一緒に行っています。
現在の活動は、被害者が人生を取り戻し、裁判で戦うための支援をしています。頂いた寄付はそれらの活動をするための資金として使っています。
裁判の結果がでるまで5年くらいかかるので、雇われながら裁判をするのはとても難しく、自分のお店を開いて自分や家族の生活を支えて行く必要があります。そのビジネスをサポートする資金としても使っています。また、裁判で戦うためには被害者が精神的に回復していることが重要ですから、定期的なカウンセリングの支援も行っています。
騙されて売られて、売春をさせられ、傷ついて・・・やっとの思いで村に帰ってきたのに、そこでは差別を受けて、引きこもってしまう子もいました。そんな子が、サポートを受けて少しづつ回復し、お店を出して、裁判で証言をして、だんだんと村のリーダーになっていく。寄付という支援に後押しされて、逆境に立ち向かい、再び立ち上る奇跡が実際に起きているのです。
活動内容についてお伺いして行くと、私達もぜひ会員になって支援をしたいと思う気持ちがわいて行きます。個人でも企業でも応援ができるそうなのですが、例えば企業で会員になった場合、会社にはどんなメリットがありますか?
法人の場合や経営者の方がかものはしプロジェクトに賛同してくださり支援していただくことが多いのと、社員の有志の方々からのご紹介で会社として支援していただくこともよくあります。
例えば就職したい会社を選ぶとき、その会社がどのような社会貢献をしているかどうかを見るのは大切な事だと思います。かものはしプロジェクトに賛同してくださっているという事が、その会社の社会貢献に対する姿勢や、メッセージになると思います。
また、法人の会社のなかで社員の方々へ向けた講演をさせて頂く機会もあります。講演を通じてご自分の業務へのやりがいを感じて下さったり、改めて会社への愛着を感じてくれる方も多いようでした。
このように法人での講演活動は社員教育の一貫としても非常に喜んで頂いていますね。
かものはしプロジェクトは”子どもの未来を守る活動”をしていますので、共感して頂ける経営者の方や社員の方とこれからも沢山出会えると信じています。
会社のパンフレットやwebsiteに、かものはしプロジェクトを支援しているということを明記することで、会社の信頼や支持が少しでも向上したら、それはとても嬉しいことです。
個人会員についてはいかがでしょうか?なにか自分にできることはないだろうかと、なかなか行動に移せないけれど、思っている方は多いと思うのです。
興味を持ってくれた方に、まずはインターネットで団体について調べて頂ければ嬉しいですね。そして自分に合った団体を見つけてほしいです。
考え方、支援の仕方、支援の先、色んな意義のある活動をしている団体がありますから、自分の考えやスタンスに合うかどうかがとても重要だと思います。そして資料請求をしたり、講演を聴きに行ったりする中で、自分にできる社会貢献について考える機会を持つ事が、実は一番大切だと思います。
“自分にできる社会貢献について考える機会を持つ事”
今回村田さんのお話を伺うことで、私にもその機会が訪れたように感じます。
インタビューをご覧のみなさんも、個人会員、法人会員についてご検討頂ければ幸いです。
村田さんありがとうございました!
かものはしプロジェクトさんのWEBサイト
http://www.kamonohashi-project.net/
株式会社オフィス・オウさんの記事【週刊・中国情報:2015/05/04】
【週刊・中国情報:2015/05/04】
● 上海自由貿易試験区の「自由貿易口座」で、外貨業務を解禁!
4/22、自由貿易口座は一般口座と異なり、国境を跨ぐ資金移動が大幅に自由化される。 例えば、同試験区内の企業が開設した自由貿易口座と海外口座・他の企業の自由貿易口座との間 で資金を自由に振り替えることや、区内企業が開設した自由貿易口座と区外の一般口座との間で、 投資資金などを振替えることができる。 人民銀行は今後、条件が整えば、自由貿易口座内での人民元と外貨の両替も認める方針だ。 ただ、自由貿易口座の発足当初は人民元業務しか認可されず、国境をまたぐ外貨資金の移動や自由 貿易口座内での人民元と外貨の両替はできなかった。 今回の外貨業務の解禁により、自由貿易口 座を利用した場合の外貨の移動、人民元と外貨の両替は大幅に自由化される。 人民銀行上海本部の発表によると、4/22時点で、自由貿易口座は1万2466口に上り、同口座を利 用した国境をまたぐ人民元の移動の決済額は1,403億元(約2兆6657億円、1元=約19円)、同 口座を利用した国内の人民元の移動も1,743億元に達しているという。
● 中国、15都市が人口:1 千万超え!
経済協力開発機構(OECD)のレポートによると、中国では15の都市が人口1000万人を超えている と発表した。 従来は6都市とされていた。 人口1000万人超の超大型都市の激増は統計方法の変更に伴うもので、従来は行政区画に従って 算出していたが、新たな統計では都市機能に応じて該当する都市の範囲を決定している。 その結果、ハルビンや南京なども超大型都市の仲間入りを果たすこととなった。 高成長が続く中国では都市化が急速に進展、市民生活の向上に寄与しており、都市の規模が大きけ れば大きいほど 1 人当たりGDPも大きくなっている。 ただし成長率を見ると、超大型都市よりも人口150万~500万人の都市の方が高いという。
● 中国、富豪の4割が海外不動産投資!
中国の民間調査機関「胡潤研究院」は4/27、中国大陸部の「海外不動産購入動向報告」を発表した。 調査に答えた総資産1000万元以上の富豪の80%が、今後海外投資する意向を見せ、そのうち「不 動産」が全体の4割以上を占めている。 海外不動産購入の目的では、7割が「自分が住むため」、3 割が「投資」と答え、平均投資額は600万元(約1億1400万円)だったという。 同報告によると、中国大陸部には現在、個人の総資産額1000万元以上の富豪が109万人、1億元 以上の富豪が約6万7000人、5億元以上の富豪が約1万7千人いるという。 これら富豪のうち80%が今後海外投資する意向を見せ、半数以上が海外投資の経験があるという。 報告によると、中国の富豪による海外投資で最も人気だったのは、1「不動産投資」・2固定收益が 望める「国債投資」・3「株式」だった。 また、海外投資する主な理由で最も多かったのは、「資産運用 リスクの分散」で19.8%、次に多かったのは、「子供の教育のため」で19.4%だった。 留学中の子供を持つ親の多くが子供の留学先で不動産を購入する計画を立てており、子供の住む場 所を確保すると同時に「投資」、これが中国人の海外不動産の購入に拍車をかけているという。 中国国内の不動産市場の成長が鈍化しているのに対し、海外不動産の購入意欲は日々増加してい る。 特に北米が人気の中心となっており、米国とカナダだけで全体の80%以上を占めているという。 具体的に見ると、富豪に最も人気なのは米国の不動産で、全体の60%。 2位がカナダで22%を占 めている。 以下、欧洲7%、オーストラリア4%と続いている。 最も人気の都市を見ると、トップ3はロサンゼルス・サンフランシスコ・バンクーバー。 中国の富豪が海 外不動産を好んで購入するようになっているのを中国の不動産デベロッパーは商機と捉えており、不 動産会社自らが海外市場への進出を進めているという。
● 中国、策定中の第13次5ヵ年規画は!
2020年までに2010年比で所得を倍増させ、小康社会の全面実現を達成し、中国が高所得国家グ ループに加わる重要なステップとなる、重要な歴史的意義を持つ規画とされている。
アジアクリックさんの記事 ASEAN市場とは⑤〜【リスク対策は民族・宗教・政治。炎上事例から現地との距離感を学ぼう】
ASEANにも炎上リスクがある。 主に政治・宗教・民族に関して無知でいると起こってしまう。 次からいくつか企業の炎上事例を紹介しよう。 前回までの記事
ASEAN市場とは①〜一枚岩でないASEAN諸国。国々の中の民族や宗教など個々の理解が必要
ASEAN市場とは②〜中国ビジネスの失敗から学ぼう
ASEAN市場とは③〜本当にASEAN新興市場で良いのか?
ASEAN市場とは④〜華僑ビジネスとマレー系既得権益層のハイブリッドである
■ASEAN各国の炎上事例
①「ウルトラの父はアラーと同じくらい偉い」と記述した幼児向け書籍が炎上 〜マレーシア
②中国系をベトナム民族の中と紹介した航空会社のイベントが炎上 〜ベトナム
③インドネシアの洪水に備えて「ケンタッキーフライドチキン購入」を薦めて炎上 〜タイ
④地下鉄公社が運賃の値上げや電車が止まる事件へのコメントを無視したうえに、キャンペーンなど無関係情報をアップして炎上 〜シンガポール
⑤キットカットの紙がオランウータンの住む森を破壊しているとしてグリーンピースがネガティブキャンペーンを展開 〜インドネシア
など、ASEAN各国津々浦々企業の無神経さによる炎上が起こっており企業ブランドに多大なダメージを与えている。
現地企業ですら炎上を招くのだから、現地に明るくない日本企業団体はなおのこと現地事情を学びリスクを最小限に抑えていく努力を行わなければならない。
■民族の歴史認識不足による、私の失敗事例
かくいう私も、2年前に不用意な一言でマレーシア華僑を怒らせたことがある。 Facebookに「マレーシア華人は、中国大陸に帰れなかったからこそ今の経済を支配する地位を得たのだ」と書いた所、マレーシア人の友人から当社マレーシア人スタッフまで「高橋さんは、私達マレーシア華人が中国大陸にいつか帰りたいとでも思っているのですか!?」とPRIDE高い華僑の逆鱗に触れてしまったのである。 解説すると、ASEANのみならず華僑というものは4〜5代に渡り貧しいが故に中国大陸から外国に移住し、炭鉱やプランテーションで働き蓄財し現地人と折り合いをうまくつけながら努力して現在の「ASEANの経済の8割は華僑がにぎっている」地位を作り得たのである。その歴史的・家族的プライドがある、中国大陸の中国人とは異なる、私達は華僑だという自負と尊厳がある。 彼らと英語で会話する際にはつい省略してChineseと呼んでしまいそうになるが、これはいけない。Malaysian Chinese, Indonesian Chineseといったように彼らの地位を理解した表現を用いるべきだ。
■ASEANビジネスでは、政治・民族・宗教の話題は禁忌
10ヶ国6億人1000民族に近いASEANをこの記事1つで説明しきれるものではないが、基本原則として 「政治・民族・宗教」には触れないに限る。また広告等クリエイティブが必要な場合は当該民族に校正を必ずお願いする、など日本人では理解できない範囲があると踏まえ、その時その時で石橋を叩いて渡りたい。 私達日本人が現地を学びどんなに理解が進んでも、現地に何十年住んでも、彼らの立場には成り得ない。また、彼らの土地でビジネスをさせてもらおうとしている立場でもある。ASEANを勉強し続けることは止めず、現地人の感情を深淵なものとして謙虚にASEANと伴走し続けたいものである。 (アジアクリック/高橋学)
インタビュー企画第10回 特定非営利活動法人かものはしプロジェクト 村田早耶香さん前編
インタビュー企画第10回
特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表 村田早耶香さん前編
<村田早耶香さんプロフィール>
東京都調布市出身。
フェリス女学院大学国際交流学部卒業。
特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表。
~はじめに~
『子どもが売られない世界を作る。』
特定非営利活動法人かものはしプロジェクトは、
子どもがだまされて売られてしまう問題を解決するために、
2002年に設立されました。
①子どもを買う人を取り締まる
②大人に仕事を、子どもに教育を
③売られてしまいそうな子どもを保護する
子どもを守るこの三つの取り組みを行うため、
サポーターからの協力を得て、
カンボジア、インドで支援活動を進めていらっしゃいます。
今回のインタビューでは、共同代表 村田早耶香さんに、
設立の経緯、それからの13年の取り組みについて、貴重なお話を聞く機会を頂きました。
かものはしプロジェクトさんのWEBサイト
http://www.kamonohashi-project.net/
<村田早耶香さんインタビュー 前編>
村田さん、今日はよろしくお願い致します。
まずはお生まれなど、小さい時のお話から聴かせてください。
私は東京の調布市で生まれました。
子どもの頃は性格的におとなしいほうでしたが、芯は強かったと思います。
アニメなどTVのなかでも、悪い事が横行していたり、
悪い人がのさばっているような描写があると、
なぜ?そんなの許せない!という思いが幼い頃からありました。
優しく、正義感がお強かったのですね。
問題意識や改革意識を持つ姿勢は、
お父様、お母様の教育方針もあったのでしょうか?
そうですね。
父には小さい頃から日本の問題だけでなく世界で起きている問題について、
興味を持つように自然に教育されたと思います。
国内外のボランティア活動等についても、父から話しをきいていました。
それは両親からの「人の痛みがわかる人間になりなさい」というメッセージだったと思います。
学生時代に印象深かったボランティア活動やエピソードがありましたら、
是非教えて下さい。
中学生の頃に、お年玉の1万円をタイの同い年の女の子に寄付することができたら、
彼女は1年間学校に通える、ということを知った時は衝撃的でした。
国の違い、物価の違いでこんなに生活や教育に差があるのかと知ると同時に、
私が持っている1万円があれば、誰かを救えることもあるのだと、
希望にも似た思いが涌き上がりました。
もっと自分に何が出来るか知りたい、勉強したい、という想いを持たれたのですね。
そうですね。
同じ頃、国境なき医師団の映像をテレビで見て、
日本人の医師の方による草の根の支援にも感銘を受けました。
それは、もっと本格的に勉強したいと思うきっかけになりましたね。
ただ、普通の15,6歳の子どもがすぐに海外へ向けた支援に参加できるかというと、
やはり難しく、大学に行ったら思いっきり学ぼうと思っていました。
高校時代は部活動の和太鼓に夢中になっており、地方に演奏しに行ったりと、
とても忙しく過ごしていましたので・・・
実は受験勉強には少し出遅れてしまったのですが(笑
引退後の夏から勉強をし始めて、
海外支援の勉強ができるフェリス女学院大学国際交流学部へと進学する事ができました。
村田さんの芯の強さが部活に勉強にと、発揮された高校時代だったのですね。
希望の学部へ進学し、大学での勉強はいかがでしたでしょうか?
入学してからすぐに地雷の勉強をしました。
ちょうどそのとき、
地雷をなくす活動でノーベル平和賞を受賞したジョディ・ウィリアムズさんが、
大学に講演に来て下さることになったんです。
構内で学生達にジョディさんの活動をより知ってもらえるよう、勉強会を開催するなどの活動をしました。
それがきっかけで学生代表として、ジョディさんの講演後のパーティーでスピーチをする機会を頂きました。
ジョディさんの講演で印象的だったのは、”政治家でもない一般の女性が世界を変えた”という事実でした。
ジョディさんも小さい頃はおとなしい性格だったそうで、すごく共感しました。
自分をより良い方向に変える努力をするのと同じように、世界をより良くする努力をする。
その、”私たちにもできる”と感じさせてくれたことが嬉しかったですね。
その気持ちを素直に表現したスピーチも、ジョディさんは大変喜んで下さいました。
ジョディさんは『地雷のない世界をつくる』という目標に臨まれ、
村田さんは現在『子どもが売られない世界をつくる』という目標に取り組まれておりますが、そのきっかけはどんなことだったのでしょうか?
大学2年のときの授業で、世界には子どもが売らてしまう場所がある、
女の子が売春を強要されている場所があるという現実を知りました。
被害にあったとされる子どもの年齢は、当時の私と変わりませんでした。
その子が12歳の時から売春をさせられていたとききました。
生まれた場所が違うだけで、
片方は生活することすらままならず生きる事に精一杯なのに、
片方はどうやって勉強をさぼろうか考えている。
騙されて売られ、虐待を受けて亡くなった少女の『勉強したかった。』という言葉を、
私は世界に届けたいと思ったのです。
かものはしプロジェクトの立ち上げ前は、
とにかく子どもが売られてしまう現実があるということを知ってもらう活動を一人でしていました。
NPO団体や、ボランティア団体などに沢山顔を出して、
多くの人に会いに行って話をしたり、聞いたりしました。
そのなかでわかった事は、例えば地雷のように、
問題が解決へと向かっている事もありましたが、
当時この子どもの人身売買については取り締まりに課題があり、被害者が減っていないということでした。
つまり誰かがやり続けなければいけないということを強く感じたんです。
ご自分がそのやり続ける人になると、志されたのですね。
そこでいよいよプロジェクト立ち上げに至るのですね。
そうですね。共同代表の2人とは大学の勉強会で知り合ったのですが、
2人は最初はそこまで海外の問題に関心を持っているわけではなかったようです。
しかし、私の”子どもが売られる問題を無くしたい”という強い想いや、
悲しい現実の問題についてを話しているうちに、
次第に興味を持ってくれるようになり、
「応援したい、協力したい!」と言ってくれるようになりました。
このように、はじめは大学生3人がスタートさせた、半年間のプロジェクトだったのです。
それがこうして13年にも続く、大きなプロジェクトとなっていったのですね。
こちらで幼少期~学生期として、いったん前半部分を終了させて頂きます。
後編はより具体的な現在の活動についてお伺いして行きたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
かものはしプロジェクトさんのWEBサイト
http://www.kamonohashi-project.net/
ぜひこちらも合わせてご覧下さい。
アジアクリックさんの記事 ASEAN市場とは④〜【華僑ビジネスとマレー系既得権益層のハイブリッドである】
ASEAN市場とは①〜一枚岩でないASEAN諸国。国々の中の民族や宗教など個々の理解が必要
ASEAN市場とは②〜中国ビジネスの失敗から学ぼう
ASEAN市場とは③〜本当にASEAN新興市場で良いのか? 日本ではいけないのか
■ASEAN諸国8つの共通点
ASEANは10ヶ国ある。タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピン・ミャンマー・ラオス・カンボジア・ブルネイである。2015年末にASEAN経済共同体(AEC)が発足し貿易や人材交流の垣根を徐々に撤廃してEU欧州経済地域のように1つの大きな経済圏となっていくとはいっても、共通項は大ざっぱに言って
1)華僑が経済の大部分を握っている(国にもよるが8〜9割と言われている)
2)中国系以外の民族は、マレー系が主流(タイ人・マレー人・インドネシア人・フィリピン人・ミャンマー人・ラオス人・カンボジア人・ブルネイ人。シンガポール人とベトナム人以外において最多数民族はマレー系)ことによる、民族間の確執。
3)シンガポールを除き発展途上国で、年7%ほどの経済成長率としてめざましく発展中
4)インドネシアがASEAN経済圏GDPと人口の約半分を占めている
5)常夏の南国であり、四季がない地域がほとんど。
6)全ての国で、親日である(全ての国で85%を超える好感度※)
7)仲が悪い国がある。インドネシアとマレーシア、ベトナムとカンボジアなど。
8)主要宗教はイスラム教>キリスト教>仏教道教儒教の順で信者が多い。
など。 ■ASEAN経済圏は、華僑ビジネスとマレー系既得権益層のハイブリッド
ASEAN地域の宗教分布。華僑は仏教道教儒教中心、マレー系はイスラム教が中心だがフィリピンはキリスト教が多かったりと事情は異なる。
特に「華僑と組んで、現地マレー系民族に配当を与えハンコを貰う」ことが基本となる。
日本人だけでは、この一連の流れが出来ない。
ビジネスは華僑と、許認可はマレー系で。
なぜか? 歴史的に原住マレー系が先、華僑はあとから住み着いたからである。
元々ASEAN諸国のマレーシア・インドネシア・フィリピンなどは南島語(オーストロネシア語)を話すマレー系オーストロネシア民族が原住であり、その後中国大陸から華僑が移り住んできた。4〜5世代前のことである。今では華僑たちも各国民として暮らしているが、マレーシアでは原住マレー人を「ブミプトラ(大地の子)」、インドネシアでも「プリブミ」と言って事実上役所など政治はマレー系が殆どを占めている。 昨年、インドネシア新大統領にジョコウィ氏が就任したことで繰り上がってジャカルタ特別州知事に中華系アホック氏が就任したことは、東南アジアの長い華僑の歴史の中で初めての出来事であり(単独政党のシンガポールや文化混合や混血が進んでいるタイは除く)、ASEAN全域の華僑に希望と誇りを与え、原住の人々にとっては他民族に政治の一翼をとられた気分となって一部苦い思いをしている人々もいると聞く。 ASEANでのビジネスは、その民族感情を考慮に入れて聖域を侵さず、華僑とマレー系のお互いの面子と領域を尊重していかねばならない。
我々日本人は、質の担保や信頼を積み重ねる部分を担当しよう。 もちろん、全て任せてはいけない。信頼できる華僑とマレー人スタッフのチェック体制を何人にも分けて現状を把握していくことがリスク対策となる。(アジアクリック/高橋学)