起業家支援に命を懸ける会計士の梅川さんの記事【すべての疲労は脳が原因】

お早うございます。

起業家支援に命を懸ける会計士の梅川です。

「すべての疲労は脳が原因」であることをご存知でしょうか。

body_brain_nou

産官学連携の「疲労定量化及び抗疲労食薬開発プロジェクト」の統括責任者を務める梶本修身先生の、その名もずばりの著書です。

日本では、年間約1,000人近い方が過労が原因で亡くなっています。

「過労死」“Karoshi”は、津波“Tsunami”と同じく国際語です。

あまりありがたいことではありませんが、過労死は日本人特有の現象なのでしょう。

なぜ、働き過ぎが死を招くのか。

私は、かねがねその医学的メカニズム知りたいと思っていました。

その答えがありました。

「疲れ」は精神的なものと思いがちですが、実は身体的には、細胞の酸化ストレスに原因があります。

同じ細胞を長時間酷使し続けると、細胞が活性酸素に曝されて劣化してしまいます。

筋肉の疲れは大して怖くありません。せいぜい筋肉痛が残るくらいです。

恐ろしいのは脳の疲れです。

ストレスや緊張のある仕事を長時間継続すると、脳の自律神経系が集中する視床下部や前帯状回が疲労します。

疲労した脳は、自律神経のコントロール制御を難しくします。

いわゆる自律神経の失調を起こしますが、それが高血圧や高脂血症、血糖の代謝不全を起こします。

最悪な事態では、心臓の鼓動のコントロールを失い「突然死」である心不全を誘発します。

自律神経の不全は過労死まで行かなくとも、様々な病気の原因になります。

高血圧や高脂血症は脳梗塞の原因になりますし、ホルモン系の機能不全は「うつ」の原因にもなります。

さらに免疫不全は、癌をもたらします。

日本人は「真面目」です。

われわれ日本人の労働観は、労働は生きがいであり、責任を持って完遂すべき神聖なものです。

ブラック企業でなくとも、サービス残業、土日出勤をするモーレツ社員は周囲から畏敬の目で見られます。

もちろんわれわれ経営者はそのような社員をかわいく思いますし、「見習うべき模範的従業員」として優遇してしまいます。

自分自身も仕事でぼろ雑巾のように疲れた後は、妙な達成感や満足感があります。

しかしこれは大きな間違いです。

健康を損ねてまで打ち込むべき仕事もなければスポーツもありません。

「ランナーズハイ」という状態があります。

体を酷使し、疲労が限界まで近づくと脳内から麻薬物質が分泌され「気持ち良くなる」現象です。

ランナーズハイの状態になるのが楽しみでマラソンをする人がいるくらいです。

ところが、その時、脳の中は疲労が極限に達し「臨終」に備えて終末の苦しみを緩和するために麻薬物質を分泌しているのです。

「死まであとわずか」の状態まで体を痛めつけての達成感は極めつけのナンセンスです。

体は脳に疲労がたまるとサインを出します。

だるさ、飽き、眠たさ。

このサインがでたら10分でもいいから休みましょう。

疲労(酸化リスク)に曝された脳は回復に時間がかかります。

疲労してしま前の予防が大事です。

それには仕事を止める勇気が必要です。

野生の動物に過労はありません。

本能だけで生きている彼らは、脳が疲労のサインを出したら即休息です。

細くとも永く健康な状態で仕事を続けましょう。

今日もお読みいただきありがとうございました。

===============================================

梅川事務所の絶対お勧め日本一格安の会計サービスはこちら

http://www.umegawa.com/

経理代行サービスはこちら

http://www.umegawa.com/keiri/index.html

—————————–—————————————–

梅川公認会計士・税理士事務所
千代田区 経理&記帳代行センター
Q-TAX 飯田橋東口店

ホームページ: http://www.umegawa.com
Facebook; http://www.facebook.com/?ref=tn_tnmn#!/koichiro.umegawa

http://mi-g.jp/mig/office/terminate-mail-confirm/?hash=fF7jYwuU%2FTYDPIYnQ3xd3apoiR1q7PSuU5Kr%2FoTafkOddPMzj%2Fly0dSHZRJBePw4PTFeF0yHedg%3D

2016-08-25 | Posted in blogNo Comments »